二月に京の冬の旅で泉涌寺の塔頭・雲龍院を訪れた時、同じ泉涌寺の塔頭である戒光寺も訪れ、4月1日から15日まで、内陣特別参拝として、普段入れない本尊の足元まで参拝できるとありました。

その時、是非、内陣拝観の時期に訪れたいなと思っていましたので、今回、迷わず訪問することにしました。

お寺の前に到着すると、「花まつり」と書かれた桜色の旗が立っていました。山門をくぐり、境内に入ると、甘茶の接待がありましたので、甘茶をいただきました。




そして、本堂に上がり、着座して、お参りをしました。ご本尊の釈迦如来立像は、運慶・湛慶の合作と言われ、像高は約5.4メートルあるとても立派な像です。また、お釈迦様の誕生仏もありましたので、甘茶をかけて、誕生日をお祝いしました。

受付で内陣拝観をしたい旨を告げ、拝観料500円を払うと、散華をいただき、内陣に案内してくれました。

外陣から拝観していた時には分かりませんでしたが、像の横側に衣紋がうっすら残っており、像自体が少し前かがみになっていました。また両足の間には鏡が置かれていました。

手を見ると爪が長いのがよく分かります。お寺の方によると、仏像に爪を彫るのが慶派の特徴なのだそうで、今度から爪もチェックします。また、外陣からは光背の先端が見えませんが、内陣からはそれが分かります。像には玉眼が入っていますが、像が大きいので、大きな水晶が使われているそうです。

奥に進むと不動明王坐像が祀られていました。こちらのお不動さんは外陣から見た時、左足を踏み下げているのは分かったのですが、詳細は当然分からなかったので、近くで拝観したいと思っていました。

近くで拝観すると足を踏み下げているだけではなく、足の裏を見せている、とても珍しい像でした。足の裏には何も描かれておらず、とてもふっくらした足でした。

お不動さんなので、当然、憤怒の表情ですが、どこか子供っぽい表情で、今回、間近で拝観できて本当に良かったです。

再び、釈迦如来像を拝観しますが、見れば見るほど、良い仏像だなという印象を受け、今回訪れて本当に良かったと思いました。戒光寺は以前から好きなお寺でしたが、内陣拝観で更に好きになりました。

内陣拝観を終了後、自然ともう一度着座して、お釈迦様に手を合わせました。今回のように拝観後、信仰心(仏様を素晴らしいと思う気持ち)が増すお寺めぐりが毎回出来れば良いなと思います。
タグ