初日最後のお寺は烏枢沙摩明王を祀るお寺として有名な明徳寺です。お寺に到着すると、烏枢沙摩堂の前でお寺の方から話を伺いました。

烏枢沙摩明王は東司(トイレ)の守護神ですが、インドでは火の神で、中国でトイレに祀られるようになったそうです。明徳寺は明徳年間に真言宗のお寺として建立され、元和元年に曹洞宗に改宗したそうです。

話が終わった後、堂内に上がり、烏枢沙摩明王像の御前立にお参りをしました。そして、明徳寺の名物である、おまたぎ、おさすりの場所に移動しました。

おまたぎの場所は烏枢沙摩明王が祀られている裏側にあり、おまたぎをすると、丁度、烏枢沙摩明王の正面に立つことになります。そして、烏枢沙摩明王へ、
・「下」のお世話にならないよう
・心を清浄になごやかに毎日の生活を過ごせるよう
に祈るそうです。

おさすりは自然木の男女性器を撫で、上述のことを祈るそうです。

明徳寺のもう一つの名物は御朱印の入った下着を売っていることです。皆さん、色々購入していましたが、私も下着を購入しました。

このツアーは仏像を拝観することがメインですが、このような古くから伝わる風習を体感するのも良いなと思います。
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