黒田観音寺へ向かうバスの中から黒田郷の家々を見ると屋根がすごく傾斜しています。これはこの辺りが冬になるとたくさんの雪が降るからです。黒田観音寺の屋根も写真のように傾斜がすごいです。


黒田観音寺

こちらのお寺もテレビ見仏記7のDVDで紹介されているお寺です。DVDでは、世話人の方がちょい悪オヤジでしたので、今回の世話人の方はどのような人かと楽しみにしていましたが、普通の方でした。

お堂に入り、座って待っていると、曹洞宗の教本が置いてありました。それを見て、ここは曹洞宗のお寺なのかと思いましたが、頂いた紙には臨済宗のお寺だと書かれていました。世話人の方によると、お参りに来る人の宗派に合わせて教本が置いてあるそうです。それならば他の宗派の教本も置いてあるのかと調べてみましたが、曹洞宗の教本以外は観音経の本が置いてあるだけでした。なぜ、観音経以外は曹洞宗の教本だけあるのか謎でした。

黒田観音寺の観音様はツアーに行く前にもっともお会いしたいと思っていた観音様です。りっぱな観音様で、男性のように感じました。また観音様の足下には、かなり損傷した仏像が二体安置されており、この辺りで織田家と浅井家の激しい戦いがあったことを物語っています。

観音様は千手観音となっていますが、准胝観音であるとも言われています。テープの案内によると、三眼でないので、准胝観音であると言い切れないそうです。真言宗において、准胝観音とは人間界を救う観音様です。よって、准胝観音の仏像がたくさんあってもおかしくないと思いますが、その数は意外に少ないです。その理由を同行の方に尋ねると、六観音の御利益より、十一面観音や千手観音が元々持っていた御利益の方がより信仰されたからではないかと教えてくれました。
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