ツイッターで海龍王寺の秋季特別開帳に訪れたという方のツイートを読むと、
「お寺を訪れたのですが、御住職に挨拶ができずに帰りました」
という内容のものが結構あり、それを見た時、御住職は素晴らしい方なのに勿体無いなと思いました。
お寺を訪れる理由は人それぞれだと思いますが、その中に
・お寺の方と話す
を入れて欲しいと常々思っています。お寺の方が全て良い人だと言いませんし、話をして残念な気持ちになることもありますが、それでも私の経験では、殆どの場合は話をして良かったと思え、それにより、お寺巡りがより印象深いものになりました。
しかし、お寺の方、特に御住職と話をするのはハードルが高いと感じる人が多いのも事実です。ですので、今回、イケ住と呼ばれ、外見だけでなく内面も素晴らしい、海龍王寺の石川御住職と話す機会を設け、そのハードルを少しでも下げてもらおうと思ったのです。
2年前の秋季特別開帳に海龍王寺を訪れた時、御住職に茶話会を開催したいとお話ししたところ、快く了承して頂けました。そして、今年の1月に御住職が東京に来られることを知り、早速、御住職に連絡をとって、2月11日に会を開催することとなりました。しかも今年(2012年)は真言律宗の宗祖・興正菩薩叡尊が鎌倉幕府の意向により鎌倉に下向してから750年目という記念の年なので、そのような年に開催できるとは嬉しい限りです。
会では、参加した方が
「参加したのに、御住職と話す機会がなかった」
ということがないよう、自己紹介の時、御住職に質問をしてもらうようにしました。参加した皆さんからの質問に対して、御住職様が丁寧に答えて下さり、目標であった「お寺の方と話をするハードルを下げる」は実現できたと思います。
また既にお寺の方とよく話をする方も参加されていましたが、その方も有意義な話ができたと言っていましたので、お寺巡りのベテランの方も満足できる会ができたのではないかと思います。
御住職から今年もう一度東京に来るかもしれないと聞きましたので、その時にはもう一度、会を開催できればと思います。
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