向源寺には有名な国宝の十一面観音像が祀られています。昨年、東京国立博物館で開催された仏像展で初めて拝観し、今回、お寺で初めて拝観しました。

観音様は本堂隣の観音堂に祀られています。我々が観音堂に入ると係の方が観光客の方に説明をしていました。その説明が終わるまで、大日如来坐像などの観音様以外の仏像を拝観していました。そして説明が終わると観音様の前に移動し、説明を聞きました。

渡岸寺観音堂では、360度、全ての角度から観音様を拝観することができます。仏像好きの方が皆さん賞賛するように、どの角度から見ても美しい観音様です。東博の仏像展よりはるかに人が少なかったので、ゆっくり拝観することが出来ました。

その後は、向源寺の直ぐ近くにある高月町立観音の里歴史民俗資料館に行きました。展示品の中では、木造日吉山王二十一社本地仏が一番良かったです。

向源寺と歴史民俗資料館で1時間半ほどの拝観時間を取っていました。最初それを聞いた時、「そんなに時間が必要かな」と思っていましたが、あっという間に1時間半の時間が経過していました。好きなことをしていると時間が過ぎるのが早いです。

次は石道寺へ。今回引率してくれた旅行会社の方が一番お気に入りの観音様、同行した方に帰りの新幹線で聞くと一番良かった観音様だそうですが、私はなぜかあまり印象がありません。どうもこの辺りで疲れのピークが。石道寺の観音様が駄目という訳では決してありませんので、お許しを。
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