月刊致知には二十代をどう生きるかという連載があるのですが、2月号には、ホッピービバレッジ社長の石渡美奈さんの「勇敢な挑戦者たれ」が掲載されていました。

・躓(つまず)くのは成長の証

「躓くのは歩いている証拠」、これは以前、尊敬する先生からいただいた言葉ですが、人生において躓くのは歩いている証拠、つまり躓くということは成長している証拠だというんです。

だからどんどん躓きなさい、ただし、転ぶ時は前向きに、後ろ向きには転ぶな、とも教えていただきました。

・無駄なことは何一つない

よく母が笑いながら、私くらい過去の経験や出会いを活用している人間はいないと言います。意図して歩んだ道ではありませんでしたが、自分の経験を踏まえて若い社員に伝えられることは、どんな経験も無駄な経験はない、必ず生きてくることがある、ということです。

・扉は必ず開く

九十九回ノックして、本当はあと一回ノックすれば扉が開くのに、その一歩手前で諦めてしまうのは本当にもったいないことです。

ことに若い時分は自分の理解を超えるような大小様々な壁が次々と目の前に現れると思いますが、行く手を阻む扉が開くまで決して諦めることなくノックし続けてほしいと思います。
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