お寺に到着すると受付で拝観料を払い、お寺の方の案内で仏像が祀られているお堂に行きました。

中に入ると、中央に大日如来像、向かって右に観音像、左に不動明王像が祀られていました。

大日如来は胎蔵界の像で、251センチの大きなものでした。不動明王像は一目見て、若狭民俗歴史博物館で複製を拝観した像だと分かりました。案内に、

面相は斜め左下を向き、左足を踏み出して動きのある姿勢をしています。両眼も片目をすがめた天地眼に造られています。

とあるように印象深い像です。但し、その特徴は博物館の複製像のほうがよく分かりました。

向かって右の像は観音像と書きましたが、最初拝観した時、観音様とは分かりませんでした。造像時は頭上に十一の化仏と手が四十二臂あったそうですが、今は本面の両脇に二面を配した三面、手は六臂で、持物も五鈷杵と五鈷鈴と普段拝観する観音様とは随分違った姿に感じました。

仏像を拝観した後、庭園を拝観しました。三尊石組みから鶴石に水が注ぐように作られているそうです。


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