到着したのがお昼の時間だったためか受付に人がいません。妙楽寺の観音様は羽賀寺の観音様と並んでお会いするのを楽しみしていたのでどうしようかと思い、しばらく待っていましたが、無事受付の方が現れました。そして拝観料400円を払い、本堂に向かいました。

本堂に入ると厨子の中に千手観音像が祀られていました。テープによる案内がありましたので、ボタンを押して、案内を聞きました。

こちらの観音像は正面以外に左右にもお顔があり、頭上の顔と合わせて、二十四のお顔があるそうです。手も千本あると案内がありましたが、本当に千本あるように思えるぐらい小さな手がたくさんありました。

堂内右には聖観音像が祀られており、縁結びの観音様とのことです。左側には不動明王像が祀られており、役行者の像によく見られる、岩を表したような厨子(?)の中に祀られていました。

観音像の裏側にも観音像が祀られていました。妙楽寺の千手観音像はかって三十三年に一度しか開扉されない仏像でしたので、その時はこちらの観音像がお前立ちとして祀られていました。

それらの像を拝観した後、再び、千手観音像を拝観しました。近くでも拝観できますが、少し離れて拝観したほうが良いように感じました。

本堂を出た後、薬師堂で薬師如来立像、地蔵堂で地蔵菩薩坐像にお参りをし、妙楽寺を後にしました。


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