バスを降りて歩いていると瑞光寺が見えてきましたが、建物の立派さに驚きました。後ろの山との景色も素晴らしかったです。



こちらのお寺には守屋貞治の石仏拝観を目的に訪れました。普通石仏は誰が造ったのか分からないものが多いですが、守屋貞治の場合は自身が書き残した「石仏菩薩細工帳」が残っているので、分かるそうです。石仏はお堂の外に祀られているのかと思いましたが、お堂の中に祀られているとのことなので、中に入りました。

堂内には守屋貞治の石仏が三体安置されていました。向かって右から、聖観音、持地地蔵菩薩、延命地蔵菩薩像です。持地地蔵菩薩はどのような仏様か分からなかったので調べると、六地蔵のお一人で、修羅界のものを救うお地蔵さんだそうです。



守屋貞治は石像を造ってもいわゆる魂入れはしなかったそうです。それは魂入れをしなくても魂が入っていると考えていたからだそうです。私も以前に魂入れについて書きましたが、強くこだわることではないと思います。

石仏を拝観した後、お堂の中から外を眺めましたが、庭と山を組み合わせた景色が美しく、時間があれば、しばらく景色を眺めていたいなと思いました。


カテゴリ
タグ