まずは収蔵庫に安置されている愛染明王像を拝観しました。こちらの愛染明王像は江戸時代に造られたにもかかわらず、重文に指定されています。そのような像は他に高野山にあるだけだそうです。重文に指定されるだけあって、立派な像でした。

次は本堂を拝観。不動明王を中心として、五大明王像が祀られていました。話を聞いた後、近くで拝観させてもらいましたが、こちらも立派な像でした。

伺った話の中では、各仏様は(衆生に)こうなって欲しいという願いがあるという内容が印象に残りました。

不動明王の願いは「小さなことに負けてくよくよしない」、「いつも前向きに生きる」だそうです。つまり、頑張り抜く力が湧いてくる仏様で、それが不動明王の力とのことです。また、愛染明王の願いは「人間関係が上手く入って欲しい」だそうです。

像を拝観した後、お堂を歩いていると次のことが書かれていました。
 風は林を動かし、徳は人を動かす
本当にそうですね。
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