渡岸寺観音堂のすぐ近くに高月歴史民俗資料館があります。こちらは「観音様とは何か」など基礎的な知識を深めるには最適な場所だと思います。あまり観音様について詳しくないという人はまずこちらに立ち寄ってから、渡岸寺観音堂に訪れるのも一案です。



仏女ブロガーとして訪れた旨を伝えると入館料300円を無料にして頂きました。ありがとうございます。一階には
・観音様とは
・変化観音について
・十一面観音について
・我が国の観音信仰
・観音像の変遷
と題された分かり易い解説がありました。

また一階には釈迦苦行像があります。こちらの像はとてもインパクトがあります。お釈迦様がどれだけの苦行をしたかを教えてくれる像ですので、拝観されることをお薦めします。

二階では理源院の特別展が行われていました。理源院には百観音(西国、坂東、秩父)の観音像が安置されていますが、坂東三十三観音の観音像がこちらで展示されていました。その中にとてもユニークな像があります。
・六番長谷寺の観音像は龍に乗っています
・八番星谷寺の観音像は船に乗っています
・十一番安楽寺の観音像は手をかざして上を見上げており、まるで盆踊りを踊っているようにも見えます。
・十七番満願寺の観音像はなぜか後ろを向いています。

特別展は年に何度かありますので、次回以降、それを目的に訪れようと思います。

訪問日:平成23年10月7日