あらゆる仕事・事業は人物に尽きる。担当する人間の人物いかんが仕事・事業の盛衰を決める。事業は人業といわれる所以である。私たちが人物を造らねばならぬ必要もここにある。
では、人物を創るにはどうしたらいいのか。
まず、人物になろうと立志することだ、と多くの先哲が教えている。人物になろうと思わなくては人物になれない。
第二は時処位の自己限定である。人は誰でも一つの時代に一つの処(ところ)で一つの位置・立場を得て生きている。その時処位で他を願わず精一杯の努力をすることである。
第三は自反である。他責の人ではなく、自責の人たれ。他のせいにしている限り、知恵は湧いてこない。人物は磨かれない。
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一つ目の、まず人物になろうと発心すること。本当にこれが大切ですね。この発心を持続できれば、半分は達成できたものだと思います。
二つ目は、今の自分に与えられた環境に感謝し、それを天命と思い、精一杯努力することであると思いました。
三つ目は、自分は一生懸命努力しているけれども、自分以外の○○が原因で上手くいかないと考えるのではなく、自分以外の○○も自分の努力次第で変えることができると信じ、努力し続けることだと思いました。
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