月刊致知9月号に掲載されていた、植松努さんと青木豊彦さんの対談「諦めなければ必ず道は拓ける」から。

夢というのは自分で大好きなことをやってみたいという思いでしょうね。だったらやったらいい。大好きなことをしっかり持つには感動が一番です。「やってみたい」「すごい」という心があれば、夢はいくらでも見つかると思いますよ。

でも、その時にできない理由をいくつも思いついてしまうんですね。そして、そのできない理由すら考えなくなる最悪の言葉が「どうせ無理」なんです。この言葉が人間の脳波を止めてしまう。「どうせ無理」ではなく「だったらこうしたらできる」と頭を切り替えて考え続けることで道は拓けると思います。

僕は「どうせ無理」という言葉が大嫌いです。この言葉が人の可能性を奪い、その連鎖が正しくて優しくて弱い子供たちに向かうと知っていますからね。繰り返すようですけど、僕は「どうせ無理」という言葉をこの世からなくしたい一念で宇宙開発をしています。
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