そのお顔を見ていると、我々衆生を温かく見守ってくれているように感じました。また、うっすら笑っているようにも感じ、「がんばれよ」と応援してくれているようにも感じました。医王寺の観音様に見守られている湖北の人々は安心して自分のやるべきことを一生懸命頑張れるだろうと思いました。
こちらの観音像は明治時代に長浜の古物商にあったものを買い受けて、お寺に祀られたものです。また、頭部のお飾りやお顔の様子から初々しい花嫁を連想するので、村に嫁いできた花嫁と呼ばれています。
医王寺の観音堂の前に小さな石仏が祀られていました。小さく可愛らしいそのお姿を見ると、白雪姫を守る小人を思い出し、村に嫁いできた花嫁(観音像)を守っているんだなと思いました。

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