本日帰宅すると大観音寺から寺報が届いていました。そこに以下の文章が掲載されていました。

漫画の登場人物は、パワースポットに並ぶ人を見て、「並んでいるのは、運タカリたちでしょ。自ら大した努力もせずに他からパワーをタカろうとする」と辛辣な言葉を浴びせます。

そして皮肉っぽく、「プワースポット」なるものを出し、「そこに居るだけで心が貧しくなる場所」「並んでいるだけで殺伐とした空気で、心が貧しくなりそうです」としています。

「今のパワースポットに『祈り』はない。あるのは欲望だけだ。パワースポットがプワースポットになっている」

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寺社のホームページなどを見ると、パワースポットと書かれていることがあります。それは、本当にパワーがあるから書いているのではなく、その言葉につられて訪れた人々にお金を落として欲しいからであることが多いと思います。

パワースポットに訪れて、仮にパワーをもらえたとしても、そんな簡単にもらえたものは簡単になくなります。

毎日コツコツと世の為、人の為になるようなことをする、つまり、神仏の望むような生き方を続ける。それが神仏から愛され、パワーをもらえる方法。そのようなパワーは簡単になくなることがありません。
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