軍荼利堂に移動すると、まずは仁王門から拝観です。仁王像の姿を見た瞬間、「東京近郊仏像めぐり」の本に載っていた仁王様だと思い出しました。本には“ピースをしているような不思議な仁王像”とありますが、本当に変わっています。というか、仁王像なのでしょうか。仁王様ではないような気がします。阿形の仁王像ばかり注目がいきますが、吽形の悪くはありません。良い表情をされています。


仁王門をくぐり、境内に入ると、盆踊りの準備がされていました。その横をすぎると、軍荼利堂がありました。
堂に入ると、軍荼利明王像が御開帳されていました。像高約3メートルの大きな立像です。軍荼利明王は五大明王の一尊として祀られているのを拝観することが多いですが、このような大きな像の場合は単独で祀られていたそうです。また足元を確認すると、台座はありませんでした。
私は独尊の大きな軍荼利明王像を拝観するのが初めてでしたので、正直、消化しきれませんでした。このような像をどのような思いで祀ったのか等、これから色々学んでいきたいと思います。

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