塩船観音寺の四万六千日は毎年八月の第ニ日曜日に開催されます。今年の八月第ニ日曜日は八月十四日です。一方、安楽寺の軍荼利明王像は毎年八月十四日に御開帳されます。つまり、今年は塩船観音寺の四万六千日と安楽寺の御開帳日が同一日でした。ということで、田中ひろみさんたちと一緒に両寺を訪れました。

塩船観音寺に到着すると駐車場が車でいっぱいです。四万六千日で混雑しているのかと思いましたが、青梅青少年剣道大会が開催されていたので、そちらで混雑していたようです。

剣道大会が開催されている境内を歩きながら、本堂に向かいましたが、途中、twitterの仏像好きな方々と出会いました。やはり、皆さん、考えることは同じですね。

本堂に上がり、御開帳されている千手観音像を拝観しました。塩船観音寺の観音様にお会いするのは、昨年の「開創千三百五十年祭 御本尊記念大開帳」以来です。

着座して観音像を拝観していると本堂に人が集まり始め、尋ねると、十一時から護摩法要があるそうで、私たちもそのまま参加することにしました。法要は約一時間あり、その間、観音様を拝観していましたが、最初は腕などが細いなと感じました。しかし、護摩の火を真っ直ぐ見つめるその表情を見ていると、腕力のない者でも念(思い)があれば、大きなことを成し遂げることができると教えてくれているのではないかと感じました。

法要の最後に東日本大震災で犠牲になられた方々のために般若心経を唱えました。私も一緒に唱え、ご冥福を祈りました。

法要が終わった後、境内奥の観音像を目指して、歩きました。観音像から見る境内の景色は私の好きな景色です。来年はつつじが満開の時に訪れたいなと思います。

安楽寺の御開帳については次の記事で書きます。


境内奥の観音様


観音像からの景色
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