隆円寺は幼稚園に隣接しており、お寺の方に門を開けてもらって、境内に入り、そして、本堂に上がりました。

中央には釈迦三尊像(釈迦如来、普賢菩薩、文殊菩薩)が祀られており、その脇に迦葉尊者、阿難尊者が安置されていました。でも、隆円寺で拝観する仏像はご本尊ではなく、お堂の右側におられます。

そちらに移動すると、そこには、十一面観音像、毘沙門天像、不動明王像が安置されていました。頂いた案内によると、三尊は平安時代の作だそうで、毘沙門天、不動明王像が変わっています。どう変わっているかを言葉で説明するのは難しいですが、とにかく、変わっています。



お堂の脇に四天王像が安置されていました。カッコイイ像だったのでいつの時代の作かと思いましたが、江戸時代だそうです。江戸時代にも良い仏像があります。また四天王の足元に群像が祀られていました。十二神将だと思いましたが、案内によると、十六善神だそうです。しかし、あとで調べると、十六善神とは四天王プラス十二神将ことなのだそうで、十二神将で間違えではなかったようです。

別の部屋には、鎌倉時代作の阿弥陀如来坐像が祀られていました。像高41.2センチで、如来らしいお顔をされていました。
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