浅草寺誌6月号に御開帳情報が載っていました。
御開帳の期間(十月十五日から十一月十六日までの三十三日)、観音堂正面向拝下から宝蔵門に向かって開帳塔婆が三本建てられるそうです。
そして、お前立御本尊に結ばれたお手綱が塔婆の上部から参拝者の手が届くように垂れ下げられるそうです。

浅草寺は江戸時代には出開帳は行わなかったそうです。ですから「動かぬもの、浅草の観音さまと富士山」などと言われたそうです。
東京大空襲で消失した観音堂の昭和再建の折には、全国二十七箇所において出開帳が行われたそうです。
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