本日、金沢文庫で開催されている特別展 曼荼羅(まんだら)に行ってきました。

土日には午後2時と3時からボランティアの方による展示解説がありますので、それに合わせていくと結構、人がいました。
展示が25日までなので、多かったのかもしれません。

私が一番印象に残ったのは、今回特別に展示されている弘明寺の観音さまとその両脇に展示されていた両界曼荼羅です。
曼荼羅は江戸時代の作で、非常に大きく、金剛界は縦360.2cm, 横356.3cm、胎蔵界は縦453.8cm, 横361.2cmもあります。
空海が持って帰ってきた曼荼羅の大きさを再現しているそうです。

また今回知ったのは曼荼羅の名前の意味。曼荼羅とは、サンスクリット語のmandalaを音写したものといわれ、mandaは「本質、中心、精髄」という意味、laは「~を所有する」と意味で、mandalaは「本質、中心、精髄をもつもの」という意味だそうです。

展示解説は非常に分かり易く、曼荼羅といえば胎蔵界と金剛界があるぐらいしか知りませんでしたが、これからは少し曼荼羅を見る目が違ってきます。

展示は明日までなので、金沢文庫の近くにお住まいの方は是非、行かれることをお勧めします。
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