寛永寺では以前から根本中堂を月に何度か開堂していますが、まだ訪れたことが無かったので、27日に行ってきました(開堂する日は寛永寺のホームページに掲載されています)。
私が到着したのは午後2時頃でしたが、堂内に入るとお寺の方が読経していました。そして、お勤めが終わった後、簡単な法話がありました。今回の地震で寛永寺も灯籠が倒れたそうで、訪れた時もまだ倒れたままでした。
堂内は中央に閉じられた厨子があり、案内図によるとそこに薬師三尊が祀られているそうです。厨子の前にはお前立ちの薬師如来立像、脇には、不動明王像と毘沙門天像が安置されていました。また立派な十二神将像も祀られていました。案内によると十二神将は1702年に造られたそうです。
今回初めて開堂の日に訪れ、堂内に入りましたが、良い雰囲気でした。寛永寺は徳川将軍家の菩提寺でしたが、決して敷居の高いお寺ではなく、桜の季節は江戸の人々が境内で花見を楽しみました。ですので、多くの人に気楽な気持ちで開堂日に寛永寺を訪れて欲しいと思います。

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