長谷寺を訪れるのはかなり久しぶりで、宝物館が改修中で、大黒天の拝観場所、朱印をいただく場所、写経をする場所、写経をしていた場所に弁財天が祀られているなど、かなり変わっており、少し驚きました。
しかし、観音堂に入ると、大きな長谷観音がいらっしゃるのは変わりません。今回は特別公開として、本尊の向かって右前に前立観音像、左前に後立観音像が祀られていました。後立観音像につながっている結縁綱がありましたので、綱を握り、観音様と御縁を結びました。
後立観音像は金ピカで、前立観音像は黒ずんでおり、本尊はその中間ぐらいの金色でした。また大きさは、後立観音像が一番小さく(90センチぐらい?)、前立観音像がその次(等身大ぐらい?)、そして、もちろん、本尊が一番大きいです。
それら三像を眺めていると、
後立観音像は金ピカで一番小さいので、観音菩薩として、生まれたばかりの姿。そこから、修行をして、黒くなってしまったのが、前立観音像。更にそこから修行をして、悟りを開き、金色になったが、あえて菩薩にとどまり、衆生を救っているので、少し黒ずんだ姿の本尊。
のように感じました。
