2013年11月の記事一覧

元霊場巡り旅ブログのブログです。

月別アーカイブ:2013年11月

  • 2013/11/08関西地方寺社巡り

    興聖寺は道元禅師が初めて建てた禅寺で、見どころの多いお寺でした。道元禅師作と言われている本尊の釈迦如来像にお参りした後、庭を拝観しました。ガイドの方によると、写真の左側にある石が鶴、右側にある石が亀を表しているそうです。亀は言われて「そうだな」と思いました。個人的には亀は分かり易いですが、鶴はなかなか難しいです。参道を挟んだ反対側の庭には、三層になっている木がありますが、これは「過去、現在、未来」...

    記事を読む

  • 2013/11/06関西地方寺社巡り

    放生院の次は恵心院です。恵心院では、まず本堂兼護摩堂に入り、五大明王の前でガイドの方の話を聞きました。五大明王の中、不動明王は室町時代、他は江戸時代作とのことです。次に堂内左壇に行くと、恵心僧都(えしんそうず)の坐像が祀られていました。この地にあった龍泉寺を再興したのが恵心僧都で、寺号を恵心院と改めたのも恵心僧都です。堂内中央には、十一面観音立像が祀られていました。左手は水瓶を持っており、右手は下...

    記事を読む

  • 2013/11/04関西地方寺社巡り

    三連休(11/2~11/4)を利用して、京都に行ってきました。最近はブログを更新出来ていませんが、一番の理由はお寺に行っていないからです。と言ってもお寺めぐりに興味を失ったわけではなく、最近はもっぱら講演会に行っています。今回の京都旅行でブログのネタがたくさん出来ましたので、更新していきたいと思います。早速、初日のことです。11月2日、京都非公開文化財特別公開のお寺の中、宇治市にある放生院、恵心院、興聖寺を...

    記事を読む

興聖寺 平成25年度京都非公開文化財特別公開

興聖寺は道元禅師が初めて建てた禅寺で、見どころの多いお寺でした。

道元禅師作と言われている本尊の釈迦如来像にお参りした後、庭を拝観しました。
ガイドの方によると、写真の左側にある石が鶴、右側にある石が亀を表しているそうです。亀は言われて「そうだな」と思いました。個人的には亀は分かり易いですが、鶴はなかなか難しいです。



参道を挟んだ反対側の庭には、三層になっている木がありますが、これは「過去、現在、未来」を表しているそうです。また参道脇の細かくセットされた木々は五百羅漢を表しているそうです。こういう細かいところまできちんと意味があるのが良いですね。



この庭園が見える廊下の上には伏見城の床板を使った血天井がありました。伏見城落城の際の床板を使用していますので、手と足の形をした血の跡がハッキリと分かりました。血の跡が付いた板を使うのは怖い気がしますが、亡くなった方々を供養するためだそうです。

開山堂で道元禅師像、天竺殿で、宝冠釈迦如来像、聖観音像を拝観しました。聖観音像は坐像なのが珍しかったです。また、手習観音と呼ばれる聖観音像も拝観しました。

興聖寺は境内の雰囲気もよく、仏像、庭園を拝観でき、良いお寺めぐりでした。
タグ

恵心院 平成25年度京都非公開文化財特別公開

放生院の次は恵心院です。恵心院では、まず本堂兼護摩堂に入り、五大明王の前でガイドの方の話を聞きました。五大明王の中、不動明王は室町時代、他は江戸時代作とのことです。

次に堂内左壇に行くと、恵心僧都(えしんそうず)の坐像が祀られていました。この地にあった龍泉寺を再興したのが恵心僧都で、寺号を恵心院と改めたのも恵心僧都です。

堂内中央には、十一面観音立像が祀られていました。左手は水瓶を持っており、右手は下げて、いわゆる与願印をしていました。案内の方によると、与願印の形を「手を差し伸べている」、あるいは「ストップしようとしている」のように感じる方がいるとのこと。

私もどのように感じるかなと思い、像を眺めましたが、像の前は狭く長い間立ち止まっているわけにもいかなかったので、残念ながら、何かを感じるまでにはならなかったです。拝観した瞬間に何かを強く感じる像と、じっくり拝観して何かを感じる像がありますね。

像はお顔の木目が特徴的でした。霊木を使用したのか何か深いわけがあるように感じました。
十一面観音像の脇侍は、虚空蔵菩薩、大日如来で、変わった三尊形式ですね。

次は別のお堂に移動して、敷曼荼羅、阿弥陀三尊来迎図などを拝観しました。来迎図は阿弥陀如来が坐像で、珍しかったです。




タグ

放生院(橋寺) 平成25年度京都非公開文化財特別公開

三連休(11/2~11/4)を利用して、京都に行ってきました。最近はブログを更新出来ていませんが、一番の理由はお寺に行っていないからです。と言ってもお寺めぐりに興味を失ったわけではなく、最近はもっぱら講演会に行っています。今回の京都旅行でブログのネタがたくさん出来ましたので、更新していきたいと思います。早速、初日のことです。

11月2日、京都非公開文化財特別公開のお寺の中、宇治市にある放生院、恵心院、興聖寺を訪れました。

京阪線の宇治駅で下車し、まずは駅から一番近い放生院です。入口で拝観料を払い、本堂に上がると、堂内中央に、大きな地蔵菩薩立像が祀られていました。

ガイドの方によると、
・お寺は宇治川に架かる宇治橋を管理していたので、橋寺とも呼ばれていた。
・地蔵菩薩立像は190センチで、真言律宗の叡尊が鎌倉時代に造らせた。元々の本尊は地蔵菩薩像の体内に納められている。
・叡尊が壮大な放生会をしたので、放生院と呼ばれるようになった。
とのことで、話の後、内陣に入ることができ、間近で地蔵菩薩立像を拝観しました。

間近で拝観した地蔵菩薩立像、極彩色がとても綺麗で驚きました。多くの人が足を止めて、見入っていました。もちろん、私もです。

地蔵菩薩立像だけが注目を浴びそうですが、堂内にある釈迦如来坐像も注目です。いわゆる清涼寺式釈迦如来像ですが、一般の清涼寺式釈迦如来像は立像ですが、本像は坐像で、とても珍しいと思いました。

堂内拝観の後、境内にある646年(大化の改新の翌年)に造られた宇治橋断碑を拝観しました。上部3分の1が天平時代作と推定され、日本三古碑になっています。大化の改新の翌年に造られた石碑とは凄いですね。

受付で貰った非公開文化財特別公開を書いた朝日新聞の中に、仏女新聞について書かれていました。
その中で、放生院の地蔵菩薩について

修行僧の姿をしていることが多い地蔵菩薩がなぜ華やかな衣を身につけているのだろう。地蔵菩薩の慈悲を求めてさまよっている人々がいるとしたら、この地蔵菩薩の輝く衣なら暗闇の中でもすぐに見つけることができそうだ。

とありました。
綺麗な極彩色から、とても素晴らしい気づきを得ていますね。しかも書いた人が小学四年生ということで、驚きです。


タグ
Copyright © 元霊場巡りの旅ブログ All Rights Reserved.