2012/10/31

中尊寺 一字金輪佛頂尊御開帳

10月6から8日まで、岩手県のお寺めぐりをしましたので、その時の話を書きたいと思います。

まずは10月6日です。東京駅から東北新幹線に乗り、一ノ関駅で下車しました。そこで同行の方と合流し、目指すは中尊寺です。
中尊寺では、世界遺産登録記念、東日本復興祈願として、7月17日から11月11日まで秘仏である一字金輪仏頂尊をご開帳しており、今回の岩手お寺めぐりで一番お会いしたい仏様です。

三連休ということで、混雑しており、第二駐車場に車を止め、そこから少し歩くと中尊寺に到着しました。中尊寺に訪れるのは久しぶりです。月見坂を上りながら、以前訪れた時のことを色々と思い出しました。
まずは本堂でご本尊の阿弥陀如来様にお参り。そして、中尊寺の納経帳を購入して、御朱印を頂きました。以前訪れた時、中尊寺の納経帳がいいなと思い、次回訪れた時に購入しようと思っていたのです。

中尊寺には金色堂など見所がたくさんありますが、早く一字金輪仏頂尊にお会いしたいということで、御開帳している讃衡蔵特別収蔵室に行きました。



自動券売機があり、拝観料800円を払いました。そして、順番に案内されるということで、しばらく待った後、中に案内されました。

中ではまず一字金輪仏頂尊を紹介するビデオを見て、その後、仏像が展示されている部屋に案内されました。

中は靴を脱いで上がるようになっており、少し高い場所に一字金輪仏頂尊が祀られていました。前に着座して、そのお姿を拝観すると、予想通り、とても素晴らしいものでした。像は左右からも拝観できるので、後で様々な角度から拝観しましたが、正面に着座して見上げた姿が一番良かったです。お顔は優しく、神秘的でもありました。

中にはお寺の方がおられ、ビデオで触れていなかった話をしてくれました。一字金輪仏頂尊を見てまず感じるのは頭部と体部の色が違うことですが、これは江戸時代に修理した時、体部の色を塗り直したからだそうです。
ですので、少し変色はありますが、お顔の色が本来の色とのことです。

またビデオを見た時、蓮華座の下に獅子がいて驚いたのですが、台座は昭和に入って新調されたものとのことです。

移動して横から拝観しましたが、聞いていた通り、前半分しかありません。一字金輪仏頂尊は画では何体かありますが、仏像ではここだけだろうということなので、前半分しかないそのお姿を含め、とても不思議な仏像です。

寺伝では藤原秀衡の念持仏と伝えられています。前九年の役、後三年の役で戦いが続いた東北地方。源平による戦いが続く中、秀衡は自分の支配する東北地方の平和を一字金輪仏頂尊に祈ったのだろうと感じました。

そのような仏様に今お願いすることは一つしかありません。東北地方の一日でも早い復興を一字金輪仏頂尊に祈りました。

文章では伝えられないことも多いですが、一字金輪仏頂尊の御開帳は素晴らしいものでした。御開帳は不定期ですので、御開帳終了日の11月11日までに多くの人に中尊寺に訪れて、一字金輪仏頂尊にお会いして欲しいと思います。
2012/10/29

勝長寿院

鎌倉国宝館を訪れた後、どこにいこうかと考えましたが、勝長寿院跡に行くことにしました。勝長寿院は源頼朝が父である源義朝の菩提を伴う為に建てたお寺で、永福寺、鎌倉八幡宮寺と共に鎌倉三大寺院と呼ばれていました(残念ながら、これら三つのお寺は全て現存していません)。

勝長寿院に行こうと思ったのは、大河ドラマ「平清盛」の影響で、ドラマは平清盛が主人公ですが、個人的には義朝に惹かれて、是非、鎌倉で義朝ゆかりの勝長寿院跡に行きたいと思っていたのです。

鎌倉国宝館を出て、事前に調べていた場所辺りに来ましたが、勝長寿院と書かれた案内等なく、どこに行けばよいか分からなくなりました。スマートフォンで調べると、勝長寿院は大御堂とも呼ばれるそうで、確かに「大御堂橋交差点」がありました。

大御堂橋交差点まで戻り、大御堂橋を渡り、左右に分かれている道を左に進み、そのまま歩くと小さな川がありますが、その手前の道に入って、しばらく歩くと道の左側に「勝長寿院と源義朝主従の供養塔」と書かれた案内がありました。このように勝長寿院への行き方はなかなか分かりづらかったです。

勝長寿院跡は今は住宅街となっており、ここに鎌倉を代表するお寺があったとは想像するのが難しいですが、この一角だけは特別です。源義朝公と鎌田正清公の供養塔に手を合わせました。


2012/10/28

お不動さんの御縁日

今日は28日でしたので、不動明王の御縁日でした。ということで、成田山横浜別院を訪れました。

成田山横浜別院は開創145年大祭記念事業で、新本堂の建立、境内の再構築を行います。
訪れるのは久しぶりでしたので、もう工事は開始しているのかなと思いながら、お寺に向かいましたが、ご本尊は既に境内の上の方にある本堂から下にある水行堂に移動しており、護摩も水行堂を仮本堂として、行われるという案内がありました。

よって、仮本堂に上がり、護摩が始まるのを待ちました。仮本堂は以前の本堂よりは小さいですが、その分、お寺の方との距離が近くなり、アットホームな横浜別院が更にアットホームになったような気がしました。

護摩が終了した後、ご住職様から話があり、10月7日にご本尊が本堂から仮本堂に移動したそうです。その時、撮った写真に、本堂から龍が出ているところが写っていたそうです(不動明王は龍に変化することがあり、倶利迦羅龍王と呼ばれます)

また今日はご本尊が移動してから21日目で大変良い日とのことです。21は弘法大師ゆかりの数字、また成田山の不動明王像は平将門の乱を鎮めるために神護寺から関東に移動されたものですが、護摩を始めてから21日目に乱が平定されたそうです。

新しい本堂が完成するのは、平成27年のお正月とのことで、それまでは仮本堂の護摩となりますが、御縁日に時間があるときなどは、なるべく護摩に参加しようと思います。

ラーマ

神奈川県横浜市に在住です。
寺社巡りは楽しいものであり、巡っていると色々なことに気づくということを紹介していきたいと思います。