2012/05/31

広島大仏を祀る極楽寺

海龍王寺の次は極楽寺を訪れました。極楽寺のことを知ったのは、昨年5月に奈良県の極楽寺で広島大仏が見つかったというニュースを読んだからです。それ以来、広島大仏にお会いしたいと思っており、今回、実現することができました。

極楽寺のホームページでは、JR法隆寺駅からバスに乗るアクセス方法が紹介されていますが、近鉄の平端駅からタクシーに乗って訪れました。また観光寺ではありませんので、訪れる前に連絡を入れておいたほうが良いです。

お寺に到着するとインターフォンで到着した旨を伝え、御住職様に本堂へ案内してもらいました。

本堂の中央にはご本尊である立派な阿弥陀如来坐像が祀られていました。前日に法金剛院で定朝三阿弥陀の一つに数えられる阿弥陀如来像を拝観しましたが、その像に全く劣ることのない素晴らしいものでした。



阿弥陀如来像は平安時代の作で、造られてから一度も修復されていないそうです。また光背に大日如来の化仏が祀られており、真言宗の阿弥陀如来だと思いました。

脇侍は観音、勢至菩薩だと思いますが、よく見ると両像とも観音様です。元々、別のお堂に祀られていたものを現在はこのような形で祀っているそうです。

大きな二天像も両脇に祀られていました。



大日如来像です。お寺で仏像を拝観する時、正面に立つと見下ろすような形になることがあります。そのような時は是非、しゃがんで、仏像を見上げて欲しいと思います。そうすれば、仏像がずっと素敵になります。



本堂には他にも素敵な仏像が沢山安置されていました。是非、実際にお寺を訪れて、拝観して欲しいと思います。

次は、広島大仏が祀られているお堂です。広島大仏を拝観して、最初に感じたことは、ありがたい存在だなということです。大仏と呼ばれる大きな像は、大きな力で我々衆生を暖かく見守ってくれる如来が一番似合うと思います。





昨年5月に広島大仏と分かりましたが、それ以降に色々なことが分かったそうです。実は平安時代の仏像で、かなり修復されているのだそうです。また広島の前は山形県にあり、山形大仏と呼ばれていたそうです。

仏像には輪っかのようなものが取り付けられており、持ち運べるようになっていました。かってはこの輪っかを使って、像を運んだのでしょうか。

像は左右で表情が違うと教えていただいたので、左右から拝観しました。私には、向かって右から拝観した時は厳しいお顔、向かって左から拝観した時は優しいお顔に感じましたが、どうでしょうか。御住職様にもどうなのか聞きませんでした。是非、ご自身がどう感じるか、実際に訪れて拝観して欲しいと思います。

御住職様が広島大仏と分かったのは東日本大震災の二ヶ月後であり、これは偶然ではなく、何らかの意味があるとおっしゃていましたが、本当にそう思います。

広島大仏の前は山形大仏と呼ばれていたのならば、この大仏を復興大仏と呼べば良いのにと思いました。NHK広島局がドキュメンタリーを作成しているそうで、いずれ、この仏像が広島に一時的に里帰りする時が来るのだと思います。できれば、その後に東北にも訪れてほしいなと思います。
2012/05/29

ポケット名言集「小さな人生論」の紹介

月刊致知には毎回テーマを概括する総リードが巻頭に掲載されています。その総リードをまとめたものが「小さな人生論」で、シリーズとして、五巻出版されています。

そして、今回紹介する『ポケット名言集「小さな人生論」』はその五巻から特に心に残る言葉を選び出し、ポケットに入れて持ち歩けるサイズの本として出版されたものです。

般若心経は持ち歩くだけで御利益があるといいますが、この『ポケット名言集「小さな人生論」』も常に持ち歩き、心を磨きたいものです。

一つひとつは短いのですぐに読めます。ですので、スイスイ読めるかというと、思いのこもった文章ですので、一つ読むと色々と考えてしまい、なかなか先に進まない、不思議な本です。

その『ポケット名言集「小さな人生論」』が今週、アマゾンキャンペーンを行なっています。色々と特典のある機会に是非、購読されることをお薦めします。
2012/05/28

特別公開日でない海龍王寺

5月14日の話です。
この日はまず海龍王寺を訪れました。お寺の近くに到着すると、春日社がありました。いままで何度か海龍王寺を訪れていますが、全く気づきませんでした。



案内を読むと、祭神は天児屋根命です。奈良ですから天児屋根命を祀る社は多いのでしょうが、それでも出会えると嬉しいですね。こちらの春日社は元々は海龍王寺の鎮守だったそうです。

海龍王寺に到着すると受付にご住職様がいらっしゃいましたので、挨拶をしました。そして、本堂へ。





先ほど書いたように海龍王寺には何度か訪れていますが、いずれも十一面観音像が特別公開されている時です。今回は特別公開でない日に初めて訪れたことになります。

本堂に上がると幕の間から十一面観音像の姿が見えました。通常時は厨子の扉が閉められて姿が全く拝観できないのではなく、幕の間から姿を拝観することができるようです。一方、特別公開の時は幕はなく、全体を拝観することができます。

幕があり全体は拝観できませんが、その分、美しさが強調されているような気がしました。やはり、とても美しい観音様です。

特別公開の時は人も多く、観音様の前でじっくり拝観というわけにはいきませんが、通常時はじっくり拝観することも可能なので、もっと早く通常時にも訪れておけば良かったなと思いました。

ラーマ

神奈川県横浜市に在住です。
寺社巡りは楽しいものであり、巡っていると色々なことに気づくということを紹介していきたいと思います。