2011年11月の記事一覧

元霊場巡り旅ブログのブログです。

月別アーカイブ:2011年11月

  • 2011/11/26美術館、博物館

    本日は東京国立博物館で開催されている特別展「法然と親鸞ゆかりの名宝」に行って来ました。特別展のことは別の記事で書いて、この記事ではそれ以外のことを書きたいと思います。上野公園に来るといつも清水観音堂でお参りするので、本日も訪れました。案内によると、来年の千手観音像の御開帳は2月3日(金)だそうです。不忍池・弁天堂にも訪れました。本堂は工事中で、本堂には入りづらくなっていました。しかしその分、本当に...

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  • 2011/11/24仏像ツアー

    今回のツアーで一番訪れるのを楽しみにしていたのが、こちらの松代町にある清水寺です。仏像が掲載されている本でご本尊の千手観音像を見て、一度お会いしたいとずっと思ったいたのです。お寺に到着し、お堂の中に入ると、正面に千手観音像、向かって右に聖観音像、左に地蔵菩薩像が祀られていました。まずはお寺の方のお話を伺いました。お寺の名前は清水寺で、「せいすいじ」と読みます。清水寺といえば、京都の清水寺が最も有名...

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  • 2011/11/23美術館、博物館

    本日は埼玉県立歴史と民俗の博物館で開催されている特別展「円空 こころを刻む ー埼玉の諸像を中心にー」を鑑賞に行きました。円空といえば、岐阜県、愛知県を真っ先に思い浮かべるかも知れませんが、埼玉県には全国で三番目に多く円空仏が残されており、それらが一堂に展示される貴重な展示です。展示されている円空仏の中で一番良いなと思ったのが、春日部市・観音院の聖観音立像、不動明王立像、毘沙門天立像の三尊です。総高...

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東博に行きました

本日は東京国立博物館で開催されている特別展「法然と親鸞ゆかりの名宝」に行って来ました。特別展のことは別の記事で書いて、この記事ではそれ以外のことを書きたいと思います。

上野公園に来るといつも清水観音堂でお参りするので、本日も訪れました。案内によると、来年の千手観音像の御開帳は2月3日(金)だそうです。

不忍池・弁天堂にも訪れました。本堂は工事中で、本堂には入りづらくなっていました。しかしその分、本当にお参りしたい人しか来ないので、落ち着いて、お参りすることが出来ました。



東博は「秋の庭園開放」ということで、本館の裏側にある庭園が解放されていました。庭園には初めて訪れましたが、池を中心にいくつかの茶室があり、良い感じでした。



本館1階の仏像が展示されている部屋には、明治期に廃寺となった内山永久寺の愛染明王像が展示されていました。こちらの愛染明王像は本当に素晴らしいです。こちらの像と五島美術館の愛染明王像が私の中ではベストな愛染明王像です。




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信濃の美仏めぐり パート2 清水寺(松代町)

今回のツアーで一番訪れるのを楽しみにしていたのが、こちらの松代町にある清水寺です。仏像が掲載されている本でご本尊の千手観音像を見て、一度お会いしたいとずっと思ったいたのです。

お寺に到着し、お堂の中に入ると、正面に千手観音像、向かって右に聖観音像、左に地蔵菩薩像が祀られていました。









まずはお寺の方のお話を伺いました。お寺の名前は清水寺で、「せいすいじ」と読みます。清水寺といえば、京都の清水寺が最も有名ですが、こちらのお寺と清水寺とは直接の関係はないそうです。しかし、清水寺と呼ばれるお寺には以下の三つの共通点があるそうです。
・本尊が千手観音像
・坂上田村麻呂にゆかりがある
・清水が湧く

第二次世界大戦後、GHQがこちらに来て、素晴らしい仏像があるのにお堂が傷んでいるのはいかがなものかと日本政府に言ったので、国のお金でお堂が再建されたそうです。清水寺の仏像はGHQが認めた素晴らしいものということですね。

説明の後、仏像を近くで拝観しましたが、やっぱり、千手観音像が素晴らしかったです。信濃で造られた像ですが、京都や奈良の中央に負けない像です。

拝観後、境内で売られていたお守りを購入しました。「ずく」がでるほとけさまだそうで、「ずく」とは長野の方言で、ものごとに立ち向かう気力や活力のことです。購入者に「ずく」がでるよう、幸せや元気をお届けする、魅力あふれるほとけさまです。

また、ひとつひとつ心をこめて作られたハンドメイドのお守りで、手作りのためすべての柄が違います。清水寺では素晴らしい仏像の拝観に加えて、「ずく」がでるお守りが購入する楽しみがあります。
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円空展

本日は埼玉県立歴史と民俗の博物館で開催されている特別展「円空 こころを刻む ー埼玉の諸像を中心にー」を鑑賞に行きました。

円空といえば、岐阜県、愛知県を真っ先に思い浮かべるかも知れませんが、埼玉県には全国で三番目に多く円空仏が残されており、それらが一堂に展示される貴重な展示です。

展示されている円空仏の中で一番良いなと思ったのが、春日部市・観音院の聖観音立像、不動明王立像、毘沙門天立像の三尊です。総高は聖観音が約2メートル、不動明王と毘沙門天が約1.3メートルと円空仏にしては大きな像です。多くの人がこの三尊の前で立ち止まってしばらく眺めていました。

不動明王像が数多く展示されていましたが、一番最初に展示してあった大きな不動明王像が印象に残りました。私は大きな円空仏が好きなのかも知れません。

護法神像は金剛棒を体の前に立てた姿で、「通れるものなら通ってみろ」という解説が正にピッタリだと思いました。

薬王寺の薬師三尊の薬師如来は大きな薬壺を持った微笑んだ像で、病に苦しんでいる人が円空にこのような像を刻んでもらえれば、絶対に元気になると思いました。

「円空の雲文」では、体の中に渦巻のような文様があるのが円空仏の特徴として、渦巻がある像が展示されていました。案内には

足元に表現されているものは、波頭ではないかとみられるものもあるが、胸から腹にかけての場合は、渦巻のような文様に混じって綿雲があるものがあり、雲とみてよいだろう。これは、来迎の図や像でみられる飛雲と考えられる。仏が人々を救いに来るというイメージが込められていると考えられる。

とありました。つまり、渦巻は雲であるということです。しかし、私は雲ではなく、波(水)ではないかと思います。円空にとって、長良川の大洪水で母を失ったことは最も大きな出来事であり、水に飲まれた母親は仏の世界に行ったと思い、仏像に水の模様を彫ったのではないかと思います。

展示会は27日までで、埼玉県の円空仏が一堂に揃う貴重な機会ですので、多くの人に訪れて欲しいと思います。


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