2011年06月の記事一覧

元霊場巡り旅ブログのブログです。

月別アーカイブ:2011年06月

  • 2011/06/29致知

    月刊致知7月号に掲載されていた作家・清川妙さんの「在命の喜び、日々に楽しまざらんや」より。私は自分のことを客観視できるんですよ。いや、そうしようと思っているんです。もう一人の清川妙さん、つまりマネージャーが肩のあたりにいて、何だか暗いよとか、最近ぶつぶつ言い過ぎるよとか(笑)。時には電話をかけるのも億劫な時がある。でもそんな時、「電話をかけたら気分が晴れるよ」という声が聞こえてきて、そのとおりにし...

    記事を読む

  • 2011/06/29寺社一般

    今日28日(といって、ブログを書いている今は12時を超えてしまったので、29日ですが)は、不動明王のご縁日です。なぜ28日が不動明王のご縁日なのでしょうか。ずっと不思議に思っています。36童子から8大童子を引いたら、28になるからと思ったこともありますが、ちょっと強引です。「“朝観音に夕薬師”18日の朝は観音に参り、8日の夕は薬師の参る」の言葉を知って、もしかしたらと思う説を考えました。8日には薬師如...

    記事を読む

  • 2011/06/27致知

    月刊致知7月号の特集は「試練を超える」です。巻頭の総リードより。天は試練を与えてその人を試す、という言葉がある。天はその人の魂を磨き、人格を更に成長させるために試練を与えるのだ、ともいわれる。天は無常無自性である。絶えず変化し、一瞬もとどまらない。そして、その働きは善悪という人間の価値判断をはるかに超越している。それが時として、言葉を絶する試練を人間に与えることにもなる。天の試練に対して人類は、そ...

    記事を読む

心は自分の気持ち次第で生き生きと育て続けることができる

月刊致知7月号に掲載されていた作家・清川妙さんの「在命の喜び、日々に楽しまざらんや」より。

私は自分のことを客観視できるんですよ。いや、そうしようと思っているんです。もう一人の清川妙さん、つまりマネージャーが肩のあたりにいて、何だか暗いよとか、最近ぶつぶつ言い過ぎるよとか(笑)。

時には電話をかけるのも億劫な時がある。でもそんな時、「電話をかけたら気分が晴れるよ」という声が聞こえてきて、そのとおりにしてみる。そしたら嫌な声は出さないでしょう?

何かをしたくないと思った時は、逆にしてみるといいんです。体を動かすと心も動きますから。

原稿だって書きたくない時があるけれど、とにかくペンを手に持つ。「徒然草」にある「筆とればもの書ける」ですよ。何でもいいから、とにかく書いているうちに頭が動いていく。

いくつになっても、心は自分の気持ち次第で生き生きと育て続けることができます。何事も喜びを持って楽しみながら、一日一日を丁寧に積み重ねていきたいですね。
カテゴリ
タグ

なぜ不動明王の縁日は28日か

今日28日(といって、ブログを書いている今は12時を超えてしまったので、29日ですが)は、不動明王のご縁日です。なぜ28日が不動明王のご縁日なのでしょうか。ずっと不思議に思っています。36童子から8大童子を引いたら、28になるからと思ったこともありますが、ちょっと強引です。

「“朝観音に夕薬師”18日の朝は観音に参り、8日の夕は薬師の参る」の言葉を知って、もしかしたらと思う説を考えました。

8日には薬師如来にお参りし、18日には観音菩薩にお参りすると、当然、もう一つの8のつく日である28日にも何かの仏様にお参りしたくなるものです。そこで、薬師如来、観音菩薩よりも後から信仰されるようになった不動明王のご縁日を28日にしたのではないでしょうか。

この説も強引なような気がしますが、意外と当たっている気もします。
カテゴリ
タグ

日本が世界に誇れる資源

月刊致知7月号の特集は「試練を超える」です。
巻頭の総リードより。

天は試練を与えてその人を試す、という言葉がある。天はその人の魂を磨き、人格を更に成長させるために試練を与えるのだ、ともいわれる。

天は無常無自性である。絶えず変化し、一瞬もとどまらない。そして、その働きは善悪という人間の価値判断をはるかに超越している。それが時として、言葉を絶する試練を人間に与えることにもなる。

天の試練に対して人類は、そこに何かの意味、何かの光を見出し、汲み取ろうとすることで試練を受け止め、乗り越えようとしてきた。

この地上に存在するあらゆる国家、組織、個人で、試練を受けずに来れたものは一つもないだろう。すべての生命体は必ず何らかの試練を受け、その試練を乗り越えて、いま、ここにあるのだ。

我が国はいま未曽有の大災害の渦中にある。だが目を過去に転じると、第二次世界大戦の壊滅から立ち上がり、見事に甦ったのだ。わずか十九年後に東京オリンピックを開催するまでに国力を回復させ、成長の軌道に乗せたのである。その原動力は何か。

一つは日本人の勤勉性である。吉田茂は言った。
「日本には何も資源がない。その国がここまで来れたのはなぜか。ただ一つの資源があったからだ。日本人の勤勉性という資源だ」

もう一つは忠誠心である。勤勉性と忠誠心。この二つの美質によって日本は六十六年前の壊滅的試練を乗り越え、今日の繁栄を築いた。この先人の足跡に、私たちは多くを学ばなければならない。

***

吉田茂の言葉が心に響きました。日本は資源の無い国だとよく言われます。しかし、私たちには世界に誇れる資源があります。それは勤勉性という資源です。
カテゴリ
タグ
Copyright © 元霊場巡りの旅ブログ All Rights Reserved.