2010/07/31

尾張観音霊場を発願しました

今日は名古屋でお寺巡りをしました。
最初に訪れたのは大須観音です。こちらで尾張三十三観音霊場の朱印帳を購入し、尾張観音めぐりを発願しました。
次はテレビ見仏記で見た切支丹博物館のある栄国寺を訪れました。こちらは切支丹不動明王、御本尊の阿弥陀如来像、観音像に安置されていた清水寺式観音像が印象に残りました。
そして、二番札所の長栄寺を訪れ、次に三番札所の笠寺観音を訪れました。笠寺観音は好きなお寺ですので、再び訪れることができ、嬉しかったです。
次は十六番札所の甚目寺を訪れました。初めて訪れましたが、とても見所の多いお寺でした。
最後は十二番札所の荒子観音を訪れました。円空作の仁王像は素晴らしかったです。
それぞれのお寺の巡礼記は改めて書きたいと思います。
2010/07/30

世田谷観音寺

クラブツーリズムのツアーの最後は世田谷観音寺を訪れました。まずは本堂に上がり、お寺の方が説明の前にお経を唱えてくれました。こういうのは本当に有り難いですね。

御本尊は聖観音です。右手が刀印をしている珍しい観音様です。刀印は一般的には不動明王の印だそうです。きっと修験道と関わりのあった観音様だったのでしょう。

脇には日光、月光菩薩が祀られています。持物がないので、日光、月光菩薩といわれてもピンときません。観音像ですといわれれば、そうですかといいそうな像です。でも、仏像としてはとても素晴らしいものでした。

右脇にマリヤ観音が祀られていました。「自分をより良くする為の教えならば、仏教だろうがキリスト教だろうが構わない」と話され、共感を持ちました。

左脇には布袋尊と大黒尊が祀られていましたが、布袋尊はとてもユニークな表情をしていました。像の画像は世田谷観音寺のこちらのページに載っています。

本尊の観音様の前に小さな弁天様の像が安置されており、どなたかが像について質問すると、「住職の趣味で置いています」と答えられ、思わず笑ってしまいました。

次は六角堂の不動明王像と八大童子像の拝観です。八大童子を従えた不動明王像は高野山とこちらの二体しか残っていないとても貴重なものです。

扉を開けて頂くと中に不動明王像と八大童子像が安置されていました。長年護摩の煙を浴びているため、像はまっ黒になっていました。

どの像も素晴らしかったですが、座った位置が丁度不動明王像と目が合う位置でしたので、不動明王像が一番印象に残りました。

またこちらも不動明王像の前に像が置かれていたので、「ご住職の趣味ですか」と尋ねると、「そうです」と笑いながら答えてくれましたが、像は大日如来であり、適当に置かれているのではありません。

最後は阿弥陀堂です。中央に阿弥陀如来像が祀られていました。九品仏浄真寺の定義によれば、下品上生の阿弥陀様でした。左には鬼の像が安置されており、左甚五郎の作といわれているそうです。右には韋駄天像が安置されており、有名なスポーツ選手から信仰されているそうです。

左右の両脇には五百羅漢寺の五百羅漢像が4体ずつ祀られており、羅漢さんに囲まれて話を聞くような形になるので、皆さん一生懸命に話を聞いていました。話の中で、「歩々清風」という言葉を覚えて帰って欲しいと言われました。

帰ってからインターネットで調べると、こちらのページに以下のように紹介されていました。

その方の歩むところ、とどまるところに爽やかな風が、温かな風が、安らかな風が吹き、また包んでくれるというのである。相田みつをさんの「あなたがそこにいるだけでその場の空気が明るくなる/あなたがそこにいるだけでみんなのこころがやすらぐ/そんなあなたにわたしもなりたい」の詩を思わせる言葉であり、そんな私の今日の生き方でありたいと思う。

「歩々清風」、心に留めておきたい言葉ですね。世田谷観音寺はお寺の方がとても親切で、とても楽しいお寺めぐりができました。多くの人に訪れて欲しい&お薦めできるお寺です。
2010/07/28

九品仏 浄真寺

本日はクラブツーリズムのツアーで九品仏を祀る浄真寺を訪れました。浄真寺の九品仏はガラス戸越しにいつでも拝観できますが、堂内に入っての拝観は個人では難しいです。また団体ツアーですとお寺の方の説明もありますので、
・堂内参拝
・お寺の方からの説明
を楽しみに参加しました。

平日のツアーですが、参加者は40名弱いらっしゃいました。九品仏駅に集合し、まずは総門からお寺の方の説明がありました。総門には「般舟場」と書かれた額が掲げられています。これは舟に乗って、極楽浄土に到着することを表しているそうで、総門前の石段の手すりも舟の艪の形になっているそうです。こういうのは説明がないと絶対に気づきませんね。

総門をくぐり、少し歩くと閻魔堂がありました。これはまず閻魔大王の裁判を受けて、極楽浄土か地獄のどちらに行くかを決める為に総門を入ってすぐの場所に閻魔堂があるそうです。こちらも説明を受けて、「なるほど」と思いました。

閻魔堂の閻魔大王は私には怒っているような顔に見えました。お寺の方によると、怒っているように見える人と笑っているように見える人がいるそうです。胸のところに太陽と月があり、これは明暗、つまり、極楽行きと地獄行きを表しているそうです。堂内右側に奪衣婆も安置されていました。

閻魔大王から極楽行きの判決を受けた(?)ので、引き返さずに境内を更に奥に進むと仁王門がありました。仁王門から先が極楽浄土を表しているそうで、仁王さんは極楽を守っています。仁王門の額には「紫雲楼」と書かれており、これは紫の雲に乗って、阿弥陀如来と二十五菩薩が来迎するからだそうです。仁王門の上には、阿弥陀如来と二十五菩薩像が安置されています。

まずは本堂に入堂しました。こちらには御本尊の釈迦如来像が祀られています。浄真寺は浄土宗のお寺で、一般に浄土宗のお寺の本尊は阿弥陀如来ですが、浄真寺は九品仏があるので、本尊はお釈迦様だそうです。

お釈迦様が祀られているので、本堂はこの世を表すそうです。よって、阿弥陀如来の菩薩時代の姿である法蔵菩薩が48の誓いを考えている五劫思惟阿弥陀如来像も祀られていました。

次はいよいよ九品仏との対面です。九品仏はそれぞれ三体ずつ、上品堂、中品堂、下品堂に祀られています。

浄真寺では、親指に付ける指によって、上生、中生、下生を、手の位置によって、上品、中品、下品を表現しています。

まずは上品堂です。こちらには坐禅をする時のように手をお腹の前で組んだ禅定印の阿弥陀如来像が三体安置されていました。禅定印の阿弥陀如来像は上生のもの、つまり、親指と人差し指を合わせているものを見慣れているので他の像を見ていると何か違和感を感じました。でも像は光背が千仏光背であり、見事な丈六仏でした。

次は中品堂です。こちらには説法印をした阿弥陀如来像が三体安置されていました。説法印をした阿弥陀如来像は禅定印、来迎印のものより珍しく、また丈六の説法印の阿弥陀如来は拝観したことがないと思うので、興味深く拝観しました。

最後は下品堂です。こちらには来迎印をした阿弥陀如来像が三体安置されていました。やはり、上生のものを見慣れているので、他の像は少し違和感を感じました。しかし何故、来迎印が下品なのでしょうか。阿弥陀如来と言えば、来迎のイメージが強いのにそれが上品、中品でなく下品になっているのは少々納得いきません。

浄真寺ではお寺の方の案内のもと、堂内で九品仏を拝観でき、とても満足しました。これからはツアーも上手く利用して、寺社めぐりをしていきたいと思います。

ラーマ

神奈川県横浜市に在住です。
寺社巡りは楽しいものであり、巡っていると色々なことに気づくということを紹介していきたいと思います。