2010年01月の記事一覧

元霊場巡り旅ブログのブログです。

月別アーカイブ:2010年01月

  • 2010/01/31関東地方寺社巡り

    本日は少し遅くなりましたが、毎年恒例の鎌倉七福神めぐりに行ってきました。毘沙門天を祀る宝戒寺は満開ではありませんが、梅の花が綺麗でした。大黒天を祀る長谷寺では、長谷寺オリジナルカレーのポスターを発見しました。画像が少し分かりにくいので、書かれている文章を以下に書きます。待望の新メニュー「お寺のカレー」~野菜と大豆で作りました~十種類以上の野菜とスパイスを丁寧に仕込み、ライスには自然な味わいの五穀米...

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  • 2010/01/30私の思い

    「寺社にお参りする時は感謝だけを神仏に伝えて、(現世利益等の)お願い事をするものではない」と主張される人がいます。そのような人は全員がそうだとは言いませんが、感謝だけを伝えている私・・・善人現世利益を求めている人・・・悪人という考えを心のどこかに持っているのではないかと思います。そのような考えを持っている人は正に歎異抄の中で「善人ですら救われるのだ。まして悪人が救われぬわけはない」と述べられている...

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  • 2010/01/29寺社一般

    「仏像大好。」の4回目は海龍王寺と聖林寺の十一面観音像の紹介がメインでした。海龍王寺の十一面観音像は長い間秘仏だったので色もよく残り、とても美しい像です。テレビで紹介された阿弥陀如来の化仏は本当に小さくて可愛かったですね。海龍王寺で良かったのは御住職が登場したことです。御開帳期間中は本堂に御住職がおられ、テレビでもあったように参拝者と気軽に話をしてくれます。私も訪れた時、色々と質問をして、丁寧に答...

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鎌倉七福神めぐりに行きました

本日は少し遅くなりましたが、毎年恒例の鎌倉七福神めぐりに行ってきました。毘沙門天を祀る宝戒寺は満開ではありませんが、梅の花が綺麗でした。






大黒天を祀る長谷寺では、長谷寺オリジナルカレーのポスターを発見しました。



画像が少し分かりにくいので、書かれている文章を以下に書きます。

待望の新メニュー「お寺のカレー」~野菜と大豆で作りました~
十種類以上の野菜とスパイスを丁寧に仕込み、ライスには自然な味わいの五穀米を使った長谷寺オリジナルカレーです。
肉類を一切使わないヘルシーでスパイシーな味わいは長谷寺しか味わえない全く新しい「お寺」のカレーです。

お寺のカレーのように新しいことに挑戦する長谷寺の姿勢は良いですね。一度、食べてみたいです。また、花寺で知られる長谷寺だけあって花も綺麗でした。




それと本日鎌倉に訪れて初めて知ったのですが、2/5から3/7まで、「梅 かまくら 寺社特別公開」が開催されるそうです。応募による特別公開は残念ながら既に終了していますが、明王院の本堂特別公開などは期間中自由に拝観できます。
ということで、来月も鎌倉を訪れます。その時の話はまたブログに書きたいと思います。
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神仏が望むものは

「寺社にお参りする時は感謝だけを神仏に伝えて、(現世利益等の)お願い事をするものではない」と主張される人がいます。そのような人は全員がそうだとは言いませんが、
感謝だけを伝えている私・・・善人
現世利益を求めている人・・・悪人
という考えを心のどこかに持っているのではないかと思います。

そのような考えを持っている人は正に歎異抄の中で「善人ですら救われるのだ。まして悪人が救われぬわけはない」と述べられている善人なのではないでしょうか。

ただ、私は神仏に感謝を伝えるのが悪いと言っているのでありません。実際、私も寺社でお参りする時は感謝の気持ちを伝えています。言いたいのは、神仏が望んでいることは感謝されることではないということです。

例えば、会社の上司が部下二人に仕事の為になるからと本を貸したとします。部下Aはそれ以降、上司に会う度に「本を貸してくれてありがとうございます」と大変丁寧に何度も何度も感謝の言葉を伝えます。一方、部下Bは感謝の言葉も伝えますが、メインは本の内容についてあなたに色々と質問をします。

上司はどちらの部下の態度に満足しますか。多くの人は部下Bと答えると思います。それはなぜかというと、上司の思い(本を読んで、それを仕事に生かして欲しい)を実行しようとしているからです。上司は感謝されたいから本を貸したのではありません。

では、神仏の思いとは何でしょうか。それは、個々の人間が神仏から与えられた天命を理解し、それを通して、この世界を、あらゆる苦しみのない神仏の住む世界により近づけることだと思います。その為にも、学ぶことによって、自分自身をより高め、世のため、人のためになることを実践していかなければなりません。

神仏から賜った心体を神仏から喜んでもらえるほど育てているか。常に自問自答したいものです。
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「仏像大好。」海龍王寺、聖林寺の感想

「仏像大好。」の4回目は海龍王寺と聖林寺の十一面観音像の紹介がメインでした。
海龍王寺の十一面観音像は長い間秘仏だったので色もよく残り、とても美しい像です。テレビで紹介された阿弥陀如来の化仏は本当に小さくて可愛かったですね。

海龍王寺で良かったのは御住職が登場したことです。御開帳期間中は本堂に御住職がおられ、テレビでもあったように参拝者と気軽に話をしてくれます。私も訪れた時、色々と質問をして、丁寧に答えてくれた良き思い出があります。

聖林寺の十一面観音像は本堂ではなく、本堂から階段を上ったところにある観音堂に安置されています。私が訪れた時は他に誰もおらず、観音堂で般若心経を唱えたり、左に寄ったり、右に寄ったりして、色々な角度から観音様を拝観しました。

今回の放送で観音像の背中が拝観できたのはテレビならではでしたね。テレビでは「やさしい」と紹介していましたが、私は菩薩行を実践しているたくましさも感じました。

また時間の都合でしょうが、本堂の地蔵菩薩座像が少ししか紹介されなかったのが残念でした。確かに聖林寺といえば国宝の十一面観音像ですが(最近購入した「奈良の寺社150を歩く」にも、“観音像を拝するためだけに赴いた”と驚くようなことが書かれていました)、本堂にも素晴らしい仏像が安置されています。特に地蔵菩薩の脇侍である掌善童子、掌悪童子が印象に残っています。
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