本の紹介「自祓い」

自祓いは、テラタビスト吉田さらささんの新刊です。今までの吉田さんの本は、京都、奈良、東京の寺社めぐりに関するものでしたが、今回の本は少し毛色が違います。

自祓いと聞いて、何を思い浮かべますか。悪霊や前世からの因縁などを祓う方法が書いてあると思うかもしれませんが、そのようなことは一切書かれていません。
自らが書かれているように吉田さんは霊能者でも占い師でもなく、単にお寺が好きな一般人です。ですから、我々と同じ目線から見た神仏との素敵なお付き合いの仕方が書かれています。

自祓いとは、そもそも神道において「自らの力で自らのけがれを祓うこと」を言います。
吉田さんは自祓いを
「日々の暮らしを心穏やかに充実させるための和の伝統を生かした心の浄化法」、
「神様や仏様の力を少しだけ借り、自ら積極的に何らかのアクションを起こすことによって心のリフレッシュを図り、未来に向かって前向きに進むパワーを取り戻すこと」
などと定義しています。

本には、吉田さんが長年の寺社めぐりで学んだ自祓いが紹介されています。それらは突飛な内容ではなく、寺社めぐりをしていて、私自身が同じように感じていたことが多数紹介されていました。

寺社めぐりをしている方は是非、読んで欲しい本です。本に書かれている内容を知っているかいないかで寺社めぐりが全然違ってくると思います。

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涅槃図における薬袋伝承は作り話

涅槃図には薬袋のようなものが描かれています。私の記事の涅槃図の沙羅双樹にある画像では、一番左の枯れた沙羅の木に薬袋のようなものが描かれています。

この薬袋に関しては、
 (画の右上に描かれている)摩耶夫人はお釈迦様を助けるために天から薬袋を投じました。しかし、沙羅双樹の枝に引っ掛かってしまい、届きませんでした。
という解説が広く知られています。

しかし、大法輪の4月号の記事「涅槃図を読む」によるとこの解説は江戸庶民が考え出した話で仏典にはないのだそうです。私はすっかり上の薬袋の話を信じていましたので、驚きました。

薬袋のように見えるのは、本当は法衣、鉢、錫杖です。枝に掛かるそれらを見て、摩耶夫人は「今、これらの仏の持ち物は残りて、その主なし」と嘆かれますが、その時、お釈迦様は金棺より身を起こし,母のために説法したそうです。これを描いた釈迦金棺出現図が京都国立博物館にあるそうです。

涅槃図のような仏画には色々なことが描かれていますが、画に描かれていることの知識があると仏画を見るのが楽しくなります。

Tag:寺社一般  Trackback:0 comment:0 

多度大社

養老鉄道多度駅で下車しました。多度大社に行くバスもありますが、我々が下車した時間帯にはバスがありませんでした。駅前にはタクシーも止まっていましたが、歩いて行くことにしました。

改札を出て、北向きに歩くと多度川にぶつかり、後は多度川沿いに歩くと多度大社に着きます。多度大社のような聖地に行く時には、なるべく歩いて行くことをお薦めします。歩いている中に色々なものが徐々に浄化されていくような気がします。

多度大社に到着すると多度観音堂がありましたので、まずはそちらを訪れました。お堂に近づくと中で読経している方がいました。また、我々がいた間にも何人の方がお参りに訪れ、地元の人に愛されている観音様だと思いました。
また多度観音堂は伊勢西国観音霊場の札所になっているのですが、御朱印は多度神社で頂けるようになっていました。明治以前は神仏習合でお寺と神社は一体でしたが、今は別です。お寺では鎮守社として神社を見かけることがありますが、神社で仏様を見かけることはまずありません。よって、神社で仏様の御朱印を頂けるのに少し驚きました。

境内には神馬舎があり、生きた馬がいます。これは多度大社の神様が馬とのご縁が深いからだそうです。境内の一番奥にある本宮の隣には川が流れており、良い気を感じました。私は自然の良い気を感じる神社が好きです。




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Author:ラーマ
神奈川県横浜市に在住です。
寺社巡りは楽しいものであり、巡っていると色々なことに気づくということを紹介していきたいと思います。 Twitterもやっています。アカウントは@kannon33です。

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