2008年02月の記事一覧

元霊場巡り旅ブログのブログです。

月別アーカイブ:2008年02月

  • 2008/02/29寺社一般

    兼続の甲冑レプリカお披露目(新潟日報) - goo ニュース 直江兼続は、2009年に放映される大河ドラマ「天地人」の主人公です。大河ドラマは昨年の山本勘助の風林火山は見ていましたが、今年は見ていません。来年はきっと見ます。上杉家といえば上杉謙信を思い出す人が多いと思いますが、私は景勝・兼続コンビの時代のほうが好きです。兼続の兜の前立ちは「愛」の文字が掲げられていることはよく知られています。私も米沢城址にこの...

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  • 2008/02/29私の思い

     私が初めてご朱印を頂いたお寺は、関東三十六不動霊場一番札所の大山寺です。私はもともと歴史(特に戦国時代)が好きで、各地のお城をよく訪れていました。またお城だけではなく、戦国武将ゆかりのお寺なども訪れるようになっていました。 山梨県の恵林寺は武田信玄ゆかりのお寺であり、武田信玄の姿を模刻したといわれる不動明王坐像が祀られています。恵林寺を訪れ、そのお姿を拝観した後、武田信玄が信仰した不動明王に興味...

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  • 2008/02/27私の思い

     関東三十六不動霊場四番札所の和田不動尊を訪れた時、相鉄和田町駅で相鉄瓦版を偶然手に取り、読みました。 読んだのは第142号で、タレントの清水國明さんが書かれた記事の一文が印象に残り、今も覚えています。それは以下のような文章です。 「だれかから物事を教わったときに、人は聞いた時点で3分の1を理解し、実際にやってみて更に3分の1を理解する。残り3分の1はというと、また別のだれかに教えるかどうかです。つまり、...

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直江兼続の「愛」の前立ち

兼続の甲冑レプリカお披露目(新潟日報) - goo ニュース

 直江兼続は、2009年に放映される大河ドラマ「天地人」の主人公です。大河ドラマは昨年の山本勘助の風林火山は見ていましたが、今年は見ていません。来年はきっと見ます。上杉家といえば上杉謙信を思い出す人が多いと思いますが、私は景勝・兼続コンビの時代のほうが好きです。兼続の兜の前立ちは「愛」の文字が掲げられていることはよく知られています。私も米沢城址にこの兜を見に行きました。「愛」と言っても、LOVEの意味ではありません(大河ドラマではきっとLOVEの意味になるような気がしますが)。

 Wikipediaの直江兼続によると、
「愛」という字を前立にあしらった兜をかぶっていた。「愛」は「愛染明王」又は「愛宕権現」からの由来といわれているが実際は不明。
と書かれています。

 私は愛宕権現の愛だと考えます。その理由は、Wikipediaの愛宕神社を読めば分かるように、愛宕権現の本地仏は、勝軍地蔵(しょうぐんじぞう)です。お地蔵さんといえば、現在ではかわいい子供の姿を想像します。しかし戦国時代では勝軍地蔵として、多くの戦国武将から信仰されました。よって愛は愛宕権現から取ったと思います。
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ご朱印と不動明王に関する思い出

 私が初めてご朱印を頂いたお寺は、関東三十六不動霊場一番札所の大山寺です。私はもともと歴史(特に戦国時代)が好きで、各地のお城をよく訪れていました。またお城だけではなく、戦国武将ゆかりのお寺なども訪れるようになっていました。

 山梨県の恵林寺は武田信玄ゆかりのお寺であり、武田信玄の姿を模刻したといわれる不動明王坐像が祀られています。恵林寺を訪れ、そのお姿を拝観した後、武田信玄が信仰した不動明王に興味を持ちました。不動明王について調べると、私の住む横浜に有名な成田山の別院があることを知りました。そして成田山横浜別院を訪れた時に関東三十六不動霊場という霊場があることを知りました。

 私はお寺にはご朱印というものがあり、それを頂きたいと常々思っていましたが、「信心のない私が頂いてよいのだろうか」と思い、それまでご朱印を頂いたことがありませんでした。しかし、関東三十六不動霊場の存在を知ったので「一番札所の大山寺で最初のご朱印を頂こう」と決め、大山寺に行きました。

 大山寺でお不動さんにお参りをし、ご朱印を頂こうと思ったのですが、何と言えばよいのか分かりませんでした(今でしたら「関東三十六不動のご朱印をお願いします」と言えますが)。変なことを言うとお寺の方に怒られるかもしれないと思い、納経所近くのお守りなどを売っている場所で「どうしようか」としばらく考えていました。

 しかし良い案が浮かばないので「今日はもう帰ろう」と思い、本堂から出ようとした時、後ろから「ご朱印、お願いします」という声が聞こえました。本堂には私以外いないと思っていたのですが、いつのまにか男の方が来られていました。その方がご朱印を頂いた後、私もその方を真似て、ご朱印を頂きました。

 それからしばらくたって、京都に寺社巡りに行きました。泉涌寺を訪れた後、東福寺に向かって歩いていましたが、近くに近畿三十六不動霊場二十一番札所の同聚院(どうしゅういん)があるので、そちらでお不動様にお参りをして、ご朱印を頂こうと思いました。しかしご朱印を頂ける場所は違うお寺で、そこに行って見るとお寺の門は固く閉ざされており、門を開けて中に入りにくい雰囲気でした。

 「先に東福寺を拝観しよう」と思い、東福寺を拝観しました。そして再び戻ってきましたが、相変わらず門は固く閉ざされたままでした。「どうしようか」としばらく考えていましたが、扉を開けて中に入る勇気はなく、「ここは京都駅からも近いからまた来よう」と思い、歩き出そうとしました。その時、老夫婦の方が「ここがご朱印を頂く場所やな」のようなことを言いながら、門を開けて中に入っていきました。

 私はその時、「お不動様は実在する」と思いました。「お不動様は実在し、不動尊が祀られているお寺を訪れているものを暖かく見守っていらっしゃる」と感じました。そして老夫婦に続いて門を開けて中に入り、ご朱印を頂きました。東福寺駅に向かう途中、自然と「南無大日大聖不動明王」と唱えました。
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ある物事を100%理解するためには

 関東三十六不動霊場四番札所の和田不動尊を訪れた時、相鉄和田町駅で相鉄瓦版を偶然手に取り、読みました。

 読んだのは第142号で、タレントの清水國明さんが書かれた記事の一文が印象に残り、今も覚えています。それは以下のような文章です。

 「だれかから物事を教わったときに、人は聞いた時点で3分の1を理解し、実際にやってみて更に3分の1を理解する。残り3分の1はというと、また別のだれかに教えるかどうかです。つまり、人に教えることで初めて、教わったことが自分のものになる。いざ教えてみると、自分が理解していなかったことに気づくことも往々にしてありますから。」

 この部分を読んで、「まさにその通りだ」と思いました。例えば学生ならば、
(1) 学校の授業で先生から教えてもらった時点で、3分の1を理解する。
(2) 家に帰って参考書などで復習して、更に3分の1を理解する。
(3) だれかよく分かっていない人に教えることで、最後の3分の1を理解する。
となります。

 学生だけではなく、サラリーマン、主婦すべてに応用できますね。(1), (2)までやる人は多いと思いますが、(3)も積極的にやりましょう。相手の為にもなり、自分の為にもなる良い行為です。できる人というのは、(3)までを自然に出来ている人ではないでしょうか。書きながら、そう感じました。
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