九州・沖縄地方寺社巡りのカテゴリ記事一覧

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カテゴリ:九州・沖縄地方寺社巡り

  • 2009/09/26九州・沖縄地方寺社巡り

    佐賀県唐津市に日本の滝百選にも選ばれている佐賀県内最大の滝、見帰りの滝があります。アジサイが有名だそうで、アジサイの季節には大変賑わうそうです。滝の前に立つと滝からのマイナスイオンを含んだミストが気持ちよかったです。また不動明王像も祀られていました。きっと昔はこの滝で修行をしたのだと思います。見帰りの滝不動明王と見帰りの滝...

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  • 2009/09/25九州・沖縄地方寺社巡り

    福岡県太宰府市にある観世音寺の宝蔵には九州を代表する素晴らしい仏像が多数展示されています。像高が5メートルほどある三体の仏像(十一面観音、馬頭観音、不空羂索観音)が特に有名です。宝蔵の二階の一番左には地蔵菩薩立像が安置されています。こちらのお地蔵さんは錫杖を持っていません。よって、地蔵信仰が大衆に広まる前の作かと思いましたが、図録によると当初は錫杖を持っていましたが、大正期の修理の時に錫杖を持つ右...

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  • 2009/09/24九州・沖縄地方寺社巡り

    シルバーウィーク中は九州に行っていました。今回は100パーセント観光旅行です。太宰府天満宮の仲見世には名物の梅が枝餅を扱っているお店がたくさんあります。店内で食べられるお店に入り、梅が枝餅をみんなで頂きました。梅が枝餅という名前なので梅が入っているのかと思っていましたが、梅は入っていませんでした。でも、とても美味しかったです。太宰府天満宮は福岡県を代表する観光地と言うことでたくさんの人で賑わっていま...

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見帰りの滝

佐賀県唐津市に日本の滝百選にも選ばれている佐賀県内最大の滝、見帰りの滝があります。アジサイが有名だそうで、アジサイの季節には大変賑わうそうです。

滝の前に立つと滝からのマイナスイオンを含んだミストが気持ちよかったです。また不動明王像も祀られていました。きっと昔はこの滝で修行をしたのだと思います。


見帰りの滝


不動明王と見帰りの滝

観世音寺 宝蔵

福岡県太宰府市にある観世音寺の宝蔵には九州を代表する素晴らしい仏像が多数展示されています。像高が5メートルほどある三体の仏像(十一面観音、馬頭観音、不空羂索観音)が特に有名です。

宝蔵の二階の一番左には地蔵菩薩立像が安置されています。こちらのお地蔵さんは錫杖を持っていません。よって、地蔵信仰が大衆に広まる前の作かと思いましたが、図録によると当初は錫杖を持っていましたが、大正期の修理の時に錫杖を持つ右手が改作されたそうです。

次は兜跋毘沙門天立像です。こちらの像が観世音寺に現存する仏像の中で最古のものだそうです。東寺の兜跋毘沙門天は羅城門にあったものですが、こちらの像も太宰府の羅城門にあったものだと考えられているそうです。ということはきっと元寇の時も太宰府の羅城門を守っていたことでしょう。

次は地蔵菩薩半跏像です。延命地蔵として信仰が厚いそうですが、頭部が大きく感じるので、学問成就の御利益もあるかなと思いました。

次は観世音寺でもっとも小さい像である十一面観音像があり、その隣には像高が3メートルほどある大きな聖観音坐像がありました。聖観音といえば立像が多いですので、坐像は珍しいです。しかも、とても大きい像なので強く印象に残りました。ちなみに右手は阿弥陀如来のように親指と人差し指で輪を作っていました。

次はいよいよ三体の巨体仏像です。最初は像高が498センチの十一面観音像です。目の前に立つと正に見上げるような大きさです。巨大な観音様は千手観音像が多いような気がしますが、江戸時代以前の仏像で最も大きな十一面観音像はどの仏像なのでしょうか。

次は馬頭観音像です。観世音寺の素晴らしい仏像群の中でも一番の仏像だと思います。馬頭観音像自体があまり多くないので、正に日本を代表する馬頭観音像です。この像を拝観するだけでも九州に行く価値はあると思います。

次は不空羂索観音像です。東大寺の三月堂の不空羂索観音像と比べるとシンプルな感じがします。額に第三の目を有しており、索もしっかり持っていました。

次は阿弥陀如来像と四天王像です。阿弥陀如来像は金箔がとれ、黒い肌になっていますが、それが良い感じでした。四天王像も負けず劣らず立派でした。

次は大黒天像です。一般の大黒天像とは随分違います。やせており、顔は少し忿怒の表情です。古式の大黒天はこのような像だったと思い起こさせてくれます。

次は十一面観音像でその隣が吉祥天像でした。図録によると吉祥悔過会の本尊として信仰されてきたそうで、奈良の薬師寺と同様、古い歴史のある観世音寺に相応しい仏像だと思いました。


太宰府天満宮

シルバーウィーク中は九州に行っていました。今回は100パーセント観光旅行です。
太宰府天満宮の仲見世には名物の梅が枝餅を扱っているお店がたくさんあります。店内で食べられるお店に入り、梅が枝餅をみんなで頂きました。梅が枝餅という名前なので梅が入っているのかと思っていましたが、梅は入っていませんでした。でも、とても美味しかったです。



太宰府天満宮は福岡県を代表する観光地と言うことでたくさんの人で賑わっていました。過去、現在、未来を表す三つ橋を渡り、本殿に行きました。三つの橋の内、未来を表す橋でつまずくと良くないそうなので、未来の橋は特に慎重に歩きましょう。



本殿の前には有名な飛梅がありました。



九州国立博物館で阿修羅展が開催されているので、仲見世などで阿修羅のポスターがかなりありました。東京で見たので入りませんでしたが、九州でも阿修羅は大人気のようでした。
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