2012/02/21

智積院会館

2月18日は宿坊・智積院会館に泊まりました。昨年は残念ながら泊まる機会がありませんでしたが、智積院会館は好きな宿坊で何度も泊まっています。



到着すると受付で到着した旨を告げ、宿泊費を払い、説明を聞き、部屋に入りました。



そして、しばらくして、夕食をいただきに食堂に行きました。智積院会館の夕食は、精進料理と京料理があり、それぞれに1500円あるいは3000円のコースがありますので、合計4種類から選ぶことができます。私は1500円の精進料理を選びました。



翌日は朝のお勤めがありますので、早く就寝しました。朝のお勤めは4月から11月までは午前6時から、12月から3月までは午前6時半から始まります。会館の一階に集合して、宿泊者全員で本堂に向かいました。

智積院は真言宗智山派の本山なので、修行のために多くのお坊さんがおられます。ですので、朝のお勤めは多くのお坊さんが参加しており、読経などはとても迫力があり、初めて参加した時はとても感動しました。今回もとてもよかったです。本堂の次は護摩堂に移動して、朝のお護摩に参加しました。

朝のお勤めが終わった後は、お坊さんの案内のもと、利休好みの庭園と長谷川等伯の国宝障壁画の拝観があります。泊まった日は寒かったので、庭園の池が凍っていました。



拝観が終わると会館に戻り、朝食をいただきました。



智積院会館に泊まると清々しい気持ちで京都観光の一日を始めることができるので、お薦めです。
2010/05/06

智積院会館に宿泊しました

西国三十三所結縁御開帳を実施しているお寺をめぐることを一番の目的として、関西地方に来ています。今回で西国三十三所は二回目の満願の予定です。

昨日は智積院会館に宿泊しました。智積院会館は昨年のゴールデンウィークに初めて泊まった時にとても印象が良かったので(記事1記事2)、ちょうど一年ぶりになる今回の旅で泊まろうと思ったのです。

前回は智積院会館で夕食を食べなかったので、今回は食べようと思いました。料理は、精進料理と京料理、値段は1500円と3000円があり、合計で4つの組み合わせの中から選べます。私は1500円の精進料理にしました。

精進料理の画像を下に掲載します。どれも美味しかったですが、豆腐料理が特に美味しく感じました。精進料理はお高いことが多いですが、智積院会館のものはコストパフォーマンスに優れていると思います。



そして翌日(今日ですが)、朝のお勤めに参加しました。今回も前回同様にとても清々しい気分になりました。来年のゴールデンウィークも宿泊しようかと今から考えています。




2009/05/06

宿坊 智積院会館(その2)

朝のお勤めは午前6時からですので、午前5時30分に館内放送があります。その10分前ぐらいに起きようとアラームをセットしましたが、自然と5時には目が覚めてしまいました。

5時45分に一階ロビーに集合した後、お寺の方の先導で金堂に行きました。朝の境内は空気がとても心地よかったです。
堂内に入ると既に多くのお坊さんがおられ、ほどなく朝の勤行が始まりました。智積院のホームページに「たくさんの修行僧が唱える声明(しょうみょう=お経)の響きは圧巻です」と書かれていますが、まさにその通りでした。2月に東京オペラシティコンサートホールで開催された声明を聞きに行きましたが、その時は席が後ろの方でしたので、今回の方が迫力を感じました。

また、コンサートホールでなくお堂でしたので、信仰も強く意識しました。金堂には大日如来像が祀られているのですが、智積院は何度も火災に遭っているので、大日如来像は昭和時代の作です。よって以前、智積院を訪れた時には「新しい仏像」という感想しか持たなかったのですが、多くのお坊さんが唱えるお経を聞きながら、大日如来像を拝観していると、とても神々しく感じました。

金堂での勤行が終わると次は明王殿に移動し、明王殿での勤行に参加しました。金堂の勤行は先祖供養、明王殿での勤行は現世利益のご祈祷です。明王殿の御本尊は不動明王ですので、お坊さんと一緒に不動真言を唱えました。

お勤めの後は名勝庭園、国宝障壁画を拝観しました。庭園拝観では、お茶とお菓子が出され、それらを頂きながら、案内の方の説明を聞きました。庭園拝観ではお寺の方の説明が非常に良かったです。智積院の庭園について良く理解できました。庭園には様々なメッセージが含まれています。庭園の池が濁っているのにも意味があるとは思いませんでした。この他にも多数の事柄について説明を受けましたが、これらを知っていると知らないとでは、智積院の庭園の見方が全然違ってきます。







国宝障壁画を知るには智積院の歴史を知っておく必要があります。豊臣秀吉は僅か三歳で亡くなった愛児・鶴松の菩提を葬る為に祥雲禅寺を建立しました。豊臣家滅亡後、徳川家康は根来の僧に祥雲禅寺を寄進し、祥雲禅寺は智積院となりました。

智積院に現存する画には松が多く描かれています。松は鶴松を表しているのだそうです。力強く描かれた松には秀吉の鶴松に対する様々な願いが込められていると思います。
長谷川等伯の長子久蔵が描いた桜の図には宿泊した人だけが楽しめる仕掛けがあります。それは是非、宿泊してお楽しみ下さい。

画を拝観した後、会館に戻り、朝食を取りました。6時から始まって8時まで一連の行事がありましたが、時間が長いと感じることは全くありませんでした。それほど、充実した内容でした。

京都での一日をとても清々しい気分でスタートすることができますので、まだ宿泊されていない方は一度、智積院会館に宿泊されてみてはどうでしょうか。お薦めです。

ラーマ

神奈川県横浜市に在住です。
寺社巡りは楽しいものであり、巡っていると色々なことに気づくということを紹介していきたいと思います。