東北地方寺社巡りのカテゴリ記事一覧

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カテゴリ:東北地方寺社巡り

  • 2014/08/03東北地方寺社巡り

    7月20日、宿坊・宮田坊に宿泊しました。夕食は精進料理でした。翌朝は朝のお勤めに参加しました。神道式か仏教式のどちらかなと思っていましたが、神道式でした。神道式に参加して良いなと感じた点は、祝詞など、話している内容がほぼ理解できるということです。一方、仏教のお経は聞いているだけでは内容に関しては全然分かりません。いくら良い内容でも、何を話しているのかが分からなければ、意味が無いのではと思います。出発...

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  • 2014/08/02東北地方寺社巡り

    仁王門から境内に入ると、立派な閻魔大王の石像がありました。また、お竹大日堂もあり、扉越しに中を覗くと、出羽三山の本地仏である大日如来像、阿弥陀如来像、観音菩薩像が祀られていました。境内にある案内を読むと、江戸時代、江戸・日本橋にお竹さんという生き仏のような女の方がおり、多くの人々から尊敬されていました。羽黒山の山伏は夢で「生身の大日如来像を拝ませましょう。江戸に行き、お竹を拝め。大日如来の化身であ...

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  • 2014/07/31東北地方寺社巡り

    午歳は羽黒山の御縁年で、今年は更に蜂子皇子像が特別公開されています。ということで、訪れない訳にはいきませんので、7月20日、羽黒山を訪れました。山頂まで車で行くことも出来ますが、我々は歩いて行きました。たくさんの人が歩いて登っており、歩けるならば、歩きたいですね。歩いて登るのは大変でしたが、途中、国宝の五重塔、休憩所などがあり、杉が立ち並ぶ山道は素敵でした。山頂に到着すると、すぐに蜂子神社のがあり、...

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宿坊 宮田坊

7月20日、宿坊・宮田坊に宿泊しました。夕食は精進料理でした。



翌朝は朝のお勤めに参加しました。神道式か仏教式のどちらかなと思っていましたが、神道式でした。神道式に参加して良いなと感じた点は、祝詞など、話している内容がほぼ理解できるということです。一方、仏教のお経は聞いているだけでは内容に関しては全然分かりません。いくら良い内容でも、何を話しているのかが分からなければ、意味が無いのではと思います。

出発する際は、宿坊の方が外に出て、手を振って、見送ってくれました。羽黒山に訪れた際は、宿坊に泊まるのもよいと思います。ちなみに、宮田坊は、アメニティグッズは浴衣のみで、歯ブラシ、タオルなどは自分で用意しなければなりません。宿坊全体に言えることですが、このような点が宿坊の改善点だと思います。
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羽黒山荒沢寺正善院 黄金堂

仁王門から境内に入ると、立派な閻魔大王の石像がありました。また、お竹大日堂もあり、扉越しに中を覗くと、出羽三山の本地仏である大日如来像、阿弥陀如来像、観音菩薩像が祀られていました。

境内にある案内を読むと、江戸時代、江戸・日本橋にお竹さんという生き仏のような女の方がおり、多くの人々から尊敬されていました。羽黒山の山伏は夢で「生身の大日如来像を拝ませましょう。江戸に行き、お竹を拝め。大日如来の化身であるぞ」というお告げを受け、お竹さんを拝みました。お竹さんが亡くなった後、大日如来像が造られ、羽黒山にお竹大日如来像が祀られました。

お竹さんについては初めて知りましたが、このような良い話を知ることもお寺めぐりの楽しみの一つですね。

次に工事中の黄金堂に行くと、堂内の拝観可能とありましたので、同行の方が黄金堂と道を挟んで反対側にある正善院にお願いに行きました。お堂には張り紙で
・寂しいのは心に仏がいないから
・苦しいのは心に仏がいないから
・悲しいのは心に仏がいないから
とあり、考えさせる言葉でした。

お寺の方がこられ、まずはお竹大日堂を拝観。その後、黄金堂の中に入りました。入るとまず、東大寺南大門の仁王像のような大きな仁王像があり、びっくりしました。元々は羽黒山の随神門に祀られていた仁王様だそうです。

そして、堂内中央に移動すると、思わず声を上げてしまうほど、素晴らしい仏像群が。中央に聖観音坐像が三体と、両脇にそれぞれ15体ずつ、合計、33体の聖観音像が祀られていました。特に両脇の聖観音立像に感動しました。15体ずつ整然と並んでいる等身大の観音像のその姿は、三十三間堂の観音像のようで、とてもありがたく感じました。

堂内には上記以外にもたくさんの仏像があり、それらを拝観しながら、お寺の方と楽しい会話をすることができました。羽黒山を訪れる機会がありましたら、羽黒山荒沢寺正善院・黄金堂に訪れることを強くお薦めします。三十三間堂を思い浮かべる素晴らしい観音像群を多くの方々に知ってもらいたいです。
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出羽神社 蜂子皇子像

午歳は羽黒山の御縁年で、今年は更に蜂子皇子像が特別公開されています。ということで、訪れない訳にはいきませんので、7月20日、羽黒山を訪れました。山頂まで車で行くことも出来ますが、我々は歩いて行きました。たくさんの人が歩いて登っており、歩けるならば、歩きたいですね。

歩いて登るのは大変でしたが、途中、国宝の五重塔、休憩所などがあり、杉が立ち並ぶ山道は素敵でした。





山頂に到着すると、すぐに蜂子神社のがあり、御開帳の列に並びました。お祓いを受け、しばらく待つと、堂内に入り、像を拝観しました。蜂子皇子像は画に描かれているような肌黒い姿かと思っていましたが、全然違いました。黒い肌の蜂子皇子は修行中のお姿で、人々の悪いものを吸収して、肌が黒いのだそうです。一方、像の方は悟った姿なので、画のお姿とは全然違う御姿となっています。

蜂子皇子像を拝観した後、出羽神社の境内を歩きましたが、良い所だなと純粋に感じました。機会があれば、何度も訪れたい聖地です。


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