都筑橘樹薬師霊場のカテゴリ記事一覧

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カテゴリ:都筑橘樹薬師霊場

  • 2010/04/20都筑橘樹薬師霊場

    訪問日:平成22年4月18日いよいよ最後のお寺です。綱島駅から東横線に乗り、大倉山駅に移動しました。そこから歩いて行きましたが、道順はお寺で配っている参拝地図を参考にした方がいいです。私は地図を見なかったので、大倉山公園の中を通り、違うところに行ってしまいました。でも、この日は天気が良かったので、自然が一杯の大倉山公園を歩くのはとても気持ちが良かったです。また、龍松院という別のお寺に出てしまいましたが...

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  • 2010/04/20都筑橘樹薬師霊場

    訪問日:平成22年4月18日五番札所の近くにあるバス停「勝田」に戻り、そこから綱島駅行きのバスに乗りました。綱島駅の近くまで来ると御開帳を示すのぼり旗が見えたので、駅に着いた後、旗が見えた場所辺りに行くと東照寺に着きました。綱島駅前は人も多く、賑やかでしたが、東照寺の境内に入ると雰囲気が変わったようでした。東照寺は横浜七福神の布袋さんをまつっているので、石段の横の布袋さんの石像があり、開帳塔婆、結縁綱...

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  • 2010/04/19都筑橘樹薬師霊場

    訪問日:平成22年4月18日五番札所の龍福寺の近くにありますので、龍福寺から歩いていきました。「清光寺(勝田会館)」と書かれているように、関東大震災で清光寺は倒壊し、跡地に勝田会館が建てられ、そこに薬師三尊が安置されて、町内の方々が協力して守っています。お寺ではなく、会館の前に開帳塔婆が立っているのは少し違和感がありましたが、結縁綱に触れ、会館の中に入りました。お参りした後に薬師三尊像を拝観すると少し...

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都筑橘樹十二薬師如来霊場 十二番・大乗寺

訪問日:平成22年4月18日
いよいよ最後のお寺です。綱島駅から東横線に乗り、大倉山駅に移動しました。そこから歩いて行きましたが、道順はお寺で配っている参拝地図を参考にした方がいいです。私は地図を見なかったので、大倉山公園の中を通り、違うところに行ってしまいました。

でも、この日は天気が良かったので、自然が一杯の大倉山公園を歩くのはとても気持ちが良かったです。また、龍松院という別のお寺に出てしまいましたが、小机城主笠原康勝が北条早雲より拝領した文殊菩薩を祀るお堂がありました。こんなお寺があるなんて知りませんでした。横浜のお寺もまだまだ深いです。

元来た道を戻っていると赤いのぼり旗が見えましたので、それを頼りに歩くと無事に大乗寺に到着しました。
山門から境内を見ると本堂の前に開帳塔婆が立っていました。開帳塔婆に触れ、結縁綱に触れながらお堂に向かっていると、張り紙に
「縁の綱を伝いながら参拝して下さい」
と書かれていました。旧小机領観音めぐりで訪れた王禅寺での体験がありますので、私は最初から綱を伝いながら参拝していました。





お堂に上がると中央に二体の如来像があり、手前の像に結縁綱がつながっていました。ということは手前が薬師如来様です。後でお寺の方に聞くと後ろは御本尊の釈迦如来像だそうです。大乗寺は曹洞宗のお寺ですので、御本尊は釈迦如来像ですね。

お参りが終わった後、御朱印を頂きました。やはり、満願は嬉しいものです。
その後、お堂で徳川家光の朱印状を拝観しました。家光の朱印状があるということは、江戸時代の大乗寺が大寺院だったことを意味していると思います。

また、4月8日の花まつりは過ぎていましたが、誕生仏がまだ安置されていましたので、甘茶を濯ぎました。

公共機関を使って実質二日間で十二寺をめぐり、都筑橘樹十二薬師霊場を満願しました。お寺めぐりと言えば、京都、奈良などにある大寺院をめぐることを思い浮かべる人が多いですが、地元の小さなお寺にも素晴らしい仏様がいらっしゃり、それを守る素晴らしい人たちがいることを再認識しました。
「求めているものは遠いところにあるだけではなく、気づかないだけですぐ近くにもある」、そう思います。
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都筑橘樹十二薬師如来霊場 十一番・東照寺

訪問日:平成22年4月18日
五番札所の近くにあるバス停「勝田」に戻り、そこから綱島駅行きのバスに乗りました。綱島駅の近くまで来ると御開帳を示すのぼり旗が見えたので、駅に着いた後、旗が見えた場所辺りに行くと東照寺に着きました。

綱島駅前は人も多く、賑やかでしたが、東照寺の境内に入ると雰囲気が変わったようでした。東照寺は横浜七福神の布袋さんをまつっているので、石段の横の布袋さんの石像があり、開帳塔婆、結縁綱に触れてから、本堂に上がりました。

中央には、薬師如来、十一面観音、阿弥陀如来と大変珍しい三尊形式で薬師如来像が祀られていました。像があまり大きくない&少し距離があるので、肉眼では細かいところまでは分かりませんでした。しかし、写真が掲示されていましたのでそれを見ればよく分かりました。

三尊の脇には十二神将が祀られており、その左右に大権修理菩薩像、達磨大師像が安置されていました。大権修理菩薩という名前は聞いたことがなかったので、インターネットで調べると道元禅師と色々縁のある守護神だそうです。

お参りが終わった後、接待として、甘酒を頂きました。堂内に掲示してある案内を読むと、薬師如来の十二の大願の内、七願目が有名であると書かれていました。まだ記事を書いていませんが、武相薬師霊場の野津田薬師堂で頂いた「お薬師さんの話」に紹介されていた七願目を以下に掲載します。

・第七願(除病安楽の願)
 重病におちいって、どんな医者や薬でも治すことができないような状態になってしまった者でも、私の名前を聞くことができたならば、そんな重い病気でも必ず治るようにさせよう。

こういうのを知ると、なぜ薬師如来が昔から多くの人々に信仰されているのかが分かります。

また東照寺は歴代住職に島津藩出身の者が多いので、二十六代薩摩藩主である島津斉宣が「瑠璃光明界」と書いた額が掲げられていました。こういうのを見ると歴史を感じますね。

東照寺は霊場の事務局をやっているだけあって、良いお寺でした。


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都筑橘樹十二薬師如来霊場 四番・清光寺(勝田会館)

訪問日:平成22年4月18日
五番札所の龍福寺の近くにありますので、龍福寺から歩いていきました。「清光寺(勝田会館)」と書かれているように、関東大震災で清光寺は倒壊し、跡地に勝田会館が建てられ、そこに薬師三尊が安置されて、町内の方々が協力して守っています。

お寺ではなく、会館の前に開帳塔婆が立っているのは少し違和感がありましたが、結縁綱に触れ、会館の中に入りました。

お参りした後に薬師三尊像を拝観すると少し太ったように感じる、親しみを感じる像でした。会館という形になっていますが、いつまでも薬師三尊像を大切に守って欲しいと思います。


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