2010/10/14

木下川薬師 浄光寺

葛飾区のある木下川薬師浄光寺で、10月12日から17日まで秘仏本尊(伝教大師最澄作薬師如来像)の御開帳が行われていますので、本日訪れました。

京成線押上線四ツ木駅で下車し、駅を出てからとりあえず川に向かって歩きました。丁字路になり、左右のどちらに進めばよいのか迷いましたが地図を見ると玉子家というお店がある方向に進むべきで、玉子家は大きな店ですぐに分かり、そちら方向に十分程歩くと木下川薬師に到着しました。

境内が広い立派なお寺で、結縁塔婆で結縁綱に触れ、本堂(薬師堂)の一階で参拝受付をしていましたので、拝観料500円を払い、中に入りました。

本堂内参拝は10時から30分毎となっており、到着したのは11時を少し過ぎたところでしたので、まずは寺宝展を拝観しました。

仏像としては慈恵大師像、大日如来像、如来形像、千手観音像が安置されていましたが、個人的には並んで展示されていた豊臣秀吉と徳川家康の甲冑画像が印象に残りました。浄光寺は徳川家の祈願所だったので徳川家と結びつきが強いはずなのになぜ秀吉の画があるのだろうと思いました。寺宝展を拝観しながら待っていると「どうぞ、本堂のほうへ移動して下さい」と案内がありましたので、本堂へ移動しました。

まずは般若心経、薬師如来の御真言を唱え、その後、お寺のお方の説明がありました。
平成10年に薬師堂を新しくした時にそれを記念して、薬師如来像を開帳しましたが、その時は上半身だけの開帳だったそうです。それは最澄が薬師像を途中までしか彫り進めていない時に神霊のお告げにより、東国に行く僧侶にその像を渡したので、下半身が未完成だからだそうです。江戸時代に徳川将軍が参拝した時にも御開帳されましたが、その時も上半身だけだったそうです。しかし、今回(平成22年)の御開帳は全体が拝観できるそうです。

左手には金色に輝く薬壷を持っており、これは平成の作だそうで、平成に新しく作られた良く効く薬が入っていると笑いながら話されました。右手は薬指と親指で輪を作っており、そこに結縁綱が結ばれているそうです。

説明が終了しいよいよ間近で拝観です。まずは左壇に祀られている六体の十二神将像を拝観しました。また金剛界曼荼羅もありましたが、こちらは銅板に描かれており、今まで見た曼荼羅の中でも一二の綺麗さでした。

そして、秘仏薬師如来像を拝観。とても穏やかな仏さまらしいお顔をなさっており、素晴らしい像でした。金色の薬壷を確かに持っており、また薬指と親指で輪を作った印相も神々しさを感じました。

右壇には六体の十二神将像と胎蔵界曼荼羅がありました。先程の金剛界と同様に銅板に描かれた曼荼羅で本当に美しいものでした。説明によると曼荼羅は京都・妙法院の曼荼羅を手本にしたそうです。

今回は平日の訪問となりましたが、それでも多くの人が訪れており、少しビックリしました。案内は三十分単位となり、もう少しゆっくりと薬師様を拝観したかったですが、警備とか色々考えるとしょうがないと思います。それでも、お寺の方は質問に丁寧に答えて下さり、良いお参りでした。薬師如来像は本当に素晴らしい像ですので、東京近辺にお住まいの仏像好きの方は訪問されることを強くお薦めします。


2010/10/12

相模国分寺

海老名駅から少し迷いつつ歩いていくと無事に相模国分寺に到着しました。お寺に到着すると「火渡りを行っていますので、よろしければどうぞ」と声をかけて頂きましたので、早速、火渡りを見学しました。

火渡りの様子をコンパクトデジタルカメラのムービモードで撮りました。デジカメの動画なので映像の品質は限られますが、雰囲気は伝わるのではないかと思います。



火渡りの準備




火渡り


お寺の方が火渡りをした後、一般参列者も火渡りをしてよいことになったので、私も火渡りをしました。火渡りは初めてでしたが、とても良い体験でした。

火渡りの後は本堂に上がり、十二年に一度、寅歳にだけ御開帳される薬師如来様にお参りをしました。。中央に薬師三尊像、左右に十二神将像が祀られていました。武蔵国分寺の薬師像は坐像でしたが、こちらは立像でした。

10日に武蔵国分寺、11日に相模国分寺と武蔵国と相模国のお薬師様にお会いすること出来、良い三連休となりました。
2010/10/11

妻田薬師

本日は寅歳薬師開帳をしている妻田薬師と相模国分寺を訪れました。

小田急線本厚木駅で下車し、バスセンターからバスに乗り、バス停「妻田薬師」で下車しました。バス停からすぐの場所に妻田薬師はありました。

境内は結縁塔婆を立ち、賑やかです。早速、お堂に向かいましたが、お堂に上がる時にパンフレットを頂きました。それによると今回の御開帳は「厚木の文化財一般公開」と合わせて、行われているようです。

堂内には中央に厨子に納まった薬師如来坐像が祀られており、その脇に日光、月光菩薩像が安置されていました。薬師像は黒っぽく、護摩で黒くなったのかと思いましたが、パンフレットによると「黒漆塗りで古色を示しています」と書かれていますので、元々黒いのだと思います。

薬師如来像は蓮華座に座っており、蓮華座を支える台のようなものに寅のような動物がいました。

左右の壇には六体ずつ十二神将が祀られおり、こちらは近くで拝観でき、中々迫力のある像でした。

薬師如来が納まっている厨子も立派で、屋根の部分に水を吐いているように見える龍(?)がいました。

お堂にはボランティアガイドの方が居られ、資料を見ながら丁寧に説明をしてくれました。訪れている方は地元の方が多く、ほのぼのとしたものを感じました。

お堂の拝観が終わった後、来る時は人が大勢いて触れなかった結縁塔婆に行きました。結縁綱を握っていると、「結縁綱の先の部分を額に当ててお参りするのですよ」と教えて貰いました。

明日の12日まで一般公開していますので、是非、訪れて見て下さい。


ラーマ

神奈川県横浜市に在住です。
寺社巡りは楽しいものであり、巡っていると色々なことに気づくということを紹介していきたいと思います。