仏像ツアーのカテゴリ記事一覧

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カテゴリ:仏像ツアー

  • 2013/07/06仏像ツアー

    ツアー二日目は高崎市にある榛名神社を訪れました。榛名神社は駐車場から社殿まで距離があり、その間をボランティアガイドさんの説明を聞きながら、歩きました。ボランティアガイドさんは楽しく解説してくださり、とても有意義でした。双龍門社殿社殿に到着すると、正式参拝をしました。終了後、社殿後ろにある御姿岩を拝観しましたが、凄いの一言ですね。帰り道、ボランティアガイドさんが御姿岩が人の顔のように見える場所に連れ...

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  • 2013/07/01仏像ツアー

    次に訪れたのは初日最後のお寺である満行寺です。本堂内でご住職様のお話を聞きましたが、ご住職様の人柄の良さが伝わってくる法話でした。お話の後、仏像を近くで拝観させてもらいました。本尊の地蔵菩薩立像は下半身の衣が変わっているなと思いました。境内の案内板に「藤原期の手法で鎌倉期に作られたものとされる」とありましたので、藤原期の手法なのでしょうか。また勝軍地蔵像も安置されていました。榛名神社の祭神である満...

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  • 2013/06/26仏像ツアー

    次は群馬県富岡市にある得成寺を訪れました。お寺に到着すると、本堂内でご住職様のお話を聞きました。得成寺は山号が「小町山」とあるように、小野小町とゆかりのあるお寺です。小野小町は出羽国の出身で、13歳で京都に上京しました。昔は30歳を過ぎると姥(うば)と呼ばれ、30歳を過ぎた小町は夢の中に信仰していた長谷観音が現れ、出羽国に帰ることをアドバイスされたので、戻ることにしました。小町は出羽国に戻る途中、現在得...

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上州魅惑の仏像巡り 榛名神社

ツアー二日目は高崎市にある榛名神社を訪れました。
榛名神社は駐車場から社殿まで距離があり、その間をボランティアガイドさんの説明を聞きながら、歩きました。
ボランティアガイドさんは楽しく解説してくださり、とても有意義でした。


双龍門




社殿


社殿に到着すると、正式参拝をしました。
終了後、社殿後ろにある御姿岩を拝観しましたが、凄いの一言ですね。



帰り道、ボランティアガイドさんが御姿岩が人の顔のように見える場所に連れて行ってくれました。
その場所から御姿岩を見た時、昔の人が神を感じた理由がハッキリと分かりました。


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上州魅惑の仏像巡り 満行寺

次に訪れたのは初日最後のお寺である満行寺です。

本堂内でご住職様のお話を聞きましたが、ご住職様の人柄の良さが伝わってくる法話でした。

お話の後、仏像を近くで拝観させてもらいました。
本尊の地蔵菩薩立像は下半身の衣が変わっているなと思いました。
境内の案内板に「藤原期の手法で鎌倉期に作られたものとされる」とありましたので、藤原期の手法なのでしょうか。



また勝軍地蔵像も安置されていました。
榛名神社の祭神である満行大権現の本地仏が地蔵菩薩とのことなので、お地蔵さんがたくさん祀られているのでしょうね。



堂内右側には役行者像をはじめとした修験者風の男神像、女神像が祀られていました。

堂内を拝観した後、お寺の横にある榛名神社に向かいました。
満行寺はこちらの榛名神社の別当寺でした。
時間の関係もあり、遥拝となりましたが、雰囲気は良い感じでした。


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上州魅惑の仏像巡り 得成寺

次は群馬県富岡市にある得成寺を訪れました。
お寺に到着すると、本堂内でご住職様のお話を聞きました。

得成寺は山号が「小町山」とあるように、小野小町とゆかりのあるお寺です。
小野小町は出羽国の出身で、13歳で京都に上京しました。
昔は30歳を過ぎると姥(うば)と呼ばれ、30歳を過ぎた小町は夢の中に信仰していた長谷観音が現れ、出羽国に帰ることをアドバイスされたので、戻ることにしました。

小町は出羽国に戻る途中、現在得成寺がある辺りで病気になり、薬師如来にお参りするために庵を造りました。これが得成寺の始まりです。

しかし、病気は中々治らず、小町は恨みの歌を詠みました。すると、夢に薬師如来が現れ、歌を返しました。
その後、小町は回復し、御礼として、髪と爪を埋めた小町塚を造りました。

時代が下り、得成寺の住職が亮賢の時、桂昌院は将軍・家光の子を身ごもり、生まれてくる子が男の子か女の子かを色々な人に占ってもらいましたが、皆、女の子であると占いました。

桂昌院は亮賢の噂を聞きつけ、占ってもらいますが、やはり、女の子となります。しかし、亮賢は女の子から男の子に変わる祈祷を私がすれば、男の子が生まれると言い、結果、男の子が生まれました。

得成寺の「得」は徳川の「とく」、「成」は成功するということで、未来永劫、徳川家が成功するようにという意味が込められているそうです。

御本尊は不動明王で群馬県で一番古い仏像だそうで、高野山の赤不動とそっくりとのことです。

また、小野小町の画もありました。小町は絶世の美女と言われていますので、顔を描くのを避け、後ろ姿の画が多いそうです。しかし、こちらの画はきちんと顔が描かれており、貴重なのだそうです。



お話の後、仏像を近くで拝観させてもらいました。
本尊の不動明王坐像の左右には五大明王、手前には、こんがら童子、せいたか童子が祀られていました。個人的には、せいたか童子が良かったです。ポーズも決まっており、慶派らしい素晴らしい像でした。



小町晩年の像もあり、運慶作と伝わっています。4月8日のみの御開帳とのことで、写真のみ展示してありましたが、素晴らしい像で、拝観に訪れたいと思いました。

得成寺は小野小町、亮賢にゆかりがあり、仏像も素晴らしいものでしたので、訪れることができ、良かったです。
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